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写真:絶好調の福岡が大会初先発
10月11日(金)、日本代表が、13日(日)に横浜国際総合競技場で、ワールドカップのプールAの最終となるスコットランド戦に向けての先発予定メンバー23名を発表した。
日本代表は開幕から3連勝で勝ち点を14としてプール首位。スコットランドは2勝1敗で、勝ち点10でプール3位につけている。
日本代表は勝ち点2以上を得れば首位通過を決めて、ワールドカップで初のベスト8進出を決め、準々決勝で南アフリカと対戦する。
◆プールA 順位表
1位 日本:勝ち点14(3勝敗)
2位 アイルランド:11(2勝1敗)
3位 スコットランド:10(2勝1敗)
4位 サモア:5(1勝2敗)
5位 ロシア:0(0勝4敗)
※プールでは勝ち点で順位を決定する。勝ち点は以下の通り
・勝利:4ポイント
・引分:2ポイント
・敗戦:0ポイント
※また、以下の場合はボーナスポイントが加算される
・トライ数が4以上:1ポイント(勝敗にかかわらず)
・7点差以内で敗戦:1ポイント
※勝ち点が同じ場合は、以下の順で決定する
・直接対決の勝者
・プール戦全体の得失点差
・プール戦全体のトライ差数(トライ数−被トライ数)
・プール戦全体の得点数
・プール戦全体のトライ数
・抽選
日本は10月5日に対戦したサモア戦からメンバー4人を入れ替えた。HO(フッカー)とLO(ロック)にはベテランの堀江翔太とトンプソン ルークがスターティングメンバーに復帰。
左WTB(ウィング)には福岡堅樹が今大会初先発し、FB(フルバック)にはウィリアム・トゥポウが入った。また、ゲームキャプテンは、開幕戦以来、チームのキャプテンでもあるFL(フランカー)リーチ マイケルが務める。
突破力のあるNO8(ナンバーエイト)アマナキ・レレィ・マフィ、サモア戦でプレイヤー・オブ・ザ・マッチに輝いたWTBレメキ ロマノ ラヴァはメンバー外となった。
日本代表を率いるジェイミー・ジョセフHC(ヘッドコーチ)は「選手とスタッフ全体で今回の試合に臨んでいます。(今まで)世界のエリートチームのひとつに認められるくらいのプレーをしてきたと思います」。
「月曜日の朝、起きたときに我々がトップ8にふさわしいか、そうではないか明らかになっていると思います。我々は国民全体の支援を受けています。最高のことを達成したいというモチベーションがあります」と意気込んだ。
チームキャプテンのFLリーチを再び、ゲームキャプテンにも指名した理由を問われて指揮官は、「今では(FLリーチは)本調子になってきた。次の試合は、最もリーダーにふさわしいので選出した」と説明した。
WTB福岡を今大会、初めて先発に起用したことに関して「ベストな選手だからです。彼は今、絶好調です」と期待を寄せた。
また、スコットランド代表に関してジョセフHCは「いいチームで、Xファクターが揃っている。大きくて経験値が揃っているので、空中でのプレッシャーやモールで仕掛けてくる」と警戒した。
リーチは「キャプテンが最強じゃないと勝てない。2、3試合目は任されなかったが調子が戻ってきた。先頭を引っ張れるようになったので、キャプテンに戻してくれた」。
「このチームは素晴らしいリーダーが揃っている。誰がキャプテンやっても上手くいく」と自信を伺わせた。
日本代表は、しっかり勝利して日本ラグビーの新しい扉を築くことができるか。日本vs.スコットランドは13日(日)午後7:45にキックオフされる。
◆日本代表 先発予定メンバー
※( )内は所属とキャップ数
1 稲垣啓太(パナソニック、32)
2 堀江翔太(パナソニック、63)
3 具 智元(Honda、11)
4 トンプソン ルーク(近鉄、70)
5 ジェームス・ムーア(宗像サニックス、6)
6 リーチ マイケル(東芝、66)◎キャプテン
7 ピーター・ラブスカフニ(クボタ、6)
8 姫野和樹(トヨタ自動車、15)
9 流大(サントリー、22)
10 田村優(キヤノン、61)
11 福岡堅樹(パナソニック、36)
12 中村亮土(サントリー、22)
13 ラファエレ ティモシー(神戸製鋼、21)
14 松島幸太朗(サントリー、37)
15ウィリアム・トゥポウ(コカ・コーラ、11)
◆控え
16 坂手淳史(パナソニック、19)
17 中島 イシレリ(神戸製鋼、6)
18 ヴァル アサエリ愛(パナソニック、12)
19 ヘル ウヴェ(ヤマハ発動機、15)
20 ツイ ヘンドリック(サントリー、46)
21 田中史朗(キヤノン、73)
22 松田力也(パナソニック、22)
23 山中亮平(神戸製鋼、16)
斉藤 健仁
スポーツライター。1975年生まれ、千葉県柏市育ち。ラグビーと欧州サッカーを中心に取材・執筆。エディー・ジャパン全試合を現地で取材!ラグビー専門WEBマガジン「Rugby Japan 365」「高校生スポーツ」の記者も務める。学生時代に水泳、サッカー、テニス、ラグビー、スカッシュを経験。「エディー・ジョーンズ 4年間の軌跡」(ベースボール・マガジン社)、「ラグビー日本代表1301日間の回顧録」(カンゼン)など著書多数。≫Twitterアカウント
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