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ラグビー コラム 2019年10月4日

初のプール戦突破へ重大局面!「日本 vs. サモア」プレビュー。ラグビーW杯日本大会

ラグビーレポート by 多羅 正崇
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中4日の強行軍で愛知へ乗り込むサモアだが、スコットランド戦からは先発6人を変更してきた。

先発10番はサントリーなどでプレーしたトゥシ・ピシではなく、SOウルパノ・セウテニ。スコットランド戦で起きた連携ミスの立て直しを図る。

「(ピシは)ものすごく経験のある選手。ただ、今週はウルパノ・セウテニに機会を与えるべきと感じた。トゥシは途中出場でも重要な役割を担う。接戦になれば、彼の経験が不可欠になる」(サモア・ジャクソンHC)

サモアの個の力は世界水準以上だ。

スーパーラグビー王者クルセイダーズ所属のPRマイケル・アラアラトア、NO8ジャック・ラム主将、前回大会でビッグタックルを連発したFLのTJ・イオアネ。

強烈なフィニッシャーであるWTBエド・フィドウは、スコットランド戦で反則の繰り返しによりシンビン(10分間の一時退場)となったが、試合後に判定が見直されて出場可能となった。

英ノーサンプトンの主力FB(フルバック)であるアシー・トゥアラはWTBに回り、元リコーのティム・ナナイウィリアムズがスターターに入った。

サモアのスティーブ・ジャクソンHCは、日本がアイルランドに勝利したことについて「彼らには脱帽だ。素晴らしい試合だった。つい応援してしまったよ」とコメント。

サモアは9月30日に0-34でスコットランドに完封負けを喫したが、3日にサモア首相の訪問を受け、チームの士気は上がっているという。

クリス・ブイ

サモア代表 FLクリス・ブイ

「選手たちは前の試合で落ち込んでいたから、励みになったに違いない。笑いを提供してくれ、リラックスさせてくれた」(サモア・ジャクソンHC)

日本は前回大会の開幕戦で南アフリカに勝利するジャイアント・キリングを起こしたが、中3日で迎えたスコットランド戦で大敗(10-45)を喫した。しかし成熟した現ジャパンに同じ轍を踏む空気はない。

「(試合の)間隔も今回は長いので、勝った余韻というのは前回よりすぐ抜けているんじゃないかなと思う」(WTB松島)

日本中の視線が豊田のピッチに注がれる。一体どんな結末が待ち受けているのか。

日本代表メンバー23人

1稲垣 2坂手 3具 4ファンデルヴァルト 5ムーア 6リーチ 7ラブスカフニ(ゲーム主将) 8姫野 9流 10田村 11レメキ 12中村 13ラファエレ 14松島 15山中
(リザーブ)
16堀江 17中島 18ヴァル 19ヘル 20ツイ 21田中 22松田 23福岡

サモア代表メンバー23人

1レイ 2ラム 3アラアラトア 4ファアサレレ 5レアウペペ 6ブイ 7イオアネ 8ラム(主将) 9ポロタイバオ 10セウテニ 11フィドウ 12タエフ 13レイウア 14トゥアラ 15ナナイウィリアムズ
(リザーブ)
16ニウイア 17アロエミレ 18レイ 19トレアフォア 20ティレル 21カウリー 22ピシ 23フォノティア

文:多羅 正崇

多羅正崇

多羅 正崇

スポーツジャーナリスト。法政二高-法政大学でラグビー部に所属し、大学1年時にスタンドオフとしてU19日本代表候補に選出。法政大学大学院日本文学専攻卒。「Number」「ジェイ・スポーツ」「ラグビーマガジン」等に記事を寄稿.。スポーツにおけるハラスメントゼロを目的とした一般社団法人「スポーツハラスメントZERO協会」で理事を務める。

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