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ラグビー ニュース 2019年9月29日

この後、日本が戦うスコットランドとサモアが対戦。ラグビーワールドカップ2019 スコットランド vs. サモア

ラグビーレポート by 斉藤 健仁
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連日熱戦が繰り広げられるラグビーワールドカップ。9月30日(月)は、日本代表と同じ予選プールAのスコットランド代表とサモア代表が戦う。

今後、日本代表が対戦するサモア、スコットランドが登場するだけに、日本のファンにも注目される一戦となる。

初戦でアイルランド代表に3-27と敗れたスコットランドは現在、勝ち点0であり、何としても快勝したい試合である。

そこで5人の先発メンバーを入れ替えて臨んだ。特にバックローは、FL(フランカー)ハミッシュ・ワトソンのケガによる離脱もあり、3人全員を替えた。

FLマグナス・ブラッドベリ、ジェイミー・リッチー、NO8(ナンバーエイト)にブレイド・トムソンの3人で、23キャップと経験の浅い構成となった。

SH(スクラムハーフ)グレイグ・レイドロウ、SO(スタンドオフ)フィン・ラッセル、FB(フルバック)スチュアート・ホッグら中軸は初戦に引き続いて先発する。

また、リザーブに入ったSOアダム・ヘイスティングスが出場すれば、父ギャヴィンと親子2代でワールドカップに出場した初のスコットランドとなる。

「敗戦や良いパフォーマンスができなかった時はネガティブな感情もあるが、早く次のゲームをしたいという気持ちになる」というスコットランドのグレガー・タウンゼントHC(ヘッドコーチ)は、「選手の変更は全体のパフォーマンスやバランスを考えている」と説明した。

一方のサモアはロシア代表戦で34−9と勝利し、ボーナスポイントも獲得し勝ち点5とした。

サモアは前の試合から4名の選手を変更した。NO8アファ・アモサが負傷のため、キャプテンのジャック・ラムが復帰した。

HO(フッカー)モトゥ・マトゥウと、CTB(センター)レイ・リーローは危険なタックルで3試合出場停止となったため、プール戦の残りの試合には出場できなくなった。

チーム最年長で日本でのプレーも長いSOトゥシ・ピシ、リコーでのプレー経験もFBティム・ナナイ=ウィリアムズ、ロシア戦でも2トライを挙げて9試合で10トライと好調のWTBエド・フィドウらが前試合に引き続いてスターターに名を連ねた。

サモアのスティーブ・ジャクソンHCは「(出場停止で)2人の選手を描いたことは穏やかな気分ではないが、ただ選手たちはスコットランド戦に向けてモチベーションが上がっている」と話した。

スコットランドとサモアは1991年のワールドカップで対戦して以来、テストマッチでは9勝1敗1分とスコットランドが対戦成績で大きくリードしている。

過去。ワールドカップでは3度対戦しており、前回の2015年大会も予選プールで対戦し、スコットランドが後半のサモアの猛攻をかわして、36-33で勝利している。

スコットランドは過去、ワールドカップでティア2のチームに負けたことはなく、また予選プールで連敗を喫したこともない。

過去の大会で、2敗で決勝トーナメントに進めたチームは、1987年のフィジー代表と2011年のフランス代表の2チームだけ。

日本代表がアイルランド代表を倒したこともあり、スコットランドにとっては絶対に落とせない試合であり、しかもボーナスポイントも獲得して上位争いに加わりたいところだ。

サモアも前回のワールドカップで、あと一歩まで追い詰めながら勝てなかった悔しさもあり、スコットランドに対してリベンジしたいというモチベーションは高い。開幕から連勝となれば1995年大会以来のベスト8も見えてくる。

2015年大会と同じように、日本代表にっとは、この両者の対戦の結果が大きく影響することになるはずだ。この試合の結果次第では、予選プールAは最後までもつれる混戦となるであろう。

決勝トーナメント進出の可能性をかけたスコットランドvs.サモア戦いは、9月30日(月)に神戸市御崎公園球技場で午後7:15にキックオフされる。

文:斉藤健仁

斉藤健仁

斉藤 健仁

スポーツライター。1975年生まれ、千葉県柏市育ち。ラグビーと欧州サッカーを中心に取材・執筆。エディー・ジャパン全試合を現地で取材!ラグビー専門WEBマガジン「Rugby Japan 365」「高校生スポーツ」の記者も務める。学生時代に水泳、サッカー、テニス、ラグビー、スカッシュを経験。「エディー・ジョーンズ 4年間の軌跡」(ベースボール・マガジン社)、「ラグビー日本代表1301日間の回顧録」(カンゼン)など著書多数。≫Twitterアカウント

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