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ラグビー コラム 2019年8月28日

同志社、2年連続で逃した大学選手権出場へ向けた戦いがスタート。ラグビー関西大学リーグ

ラグビーレポート by 同志社スポーツアトム編集局
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史上初、2年連続で大学選手権出場を逃し、低迷している同志社大学。大学選手権出場の枠が1つ増えた今年度、チャンスをものにし、出場切符を手に入れたいところだ。

関西上位に食い込める実力を確実に保有している。同志社を率いて3年目の萩井好次監督は「今年は山本キャプテンを中心とした一体感が良い」とチームの強みを語る。関西復権へ、今年の紺グレは一味違うところを摂南大学戦で見せつけたい。

春シーズン、昨年王者の天理大学と1点差で、京都産業大学には屈辱の敗北。だがその反面、成長が見られた部分も多い。

関西セブンズ2019では3年ぶりの優勝、昨年逆転負けを喫した関西学院大学には完封勝利、昨季リーグ2位の立命大学には2連勝と順調に白星を重ねてきた。

夏合宿最終日には東海大学との一戦を行い、勝運に恵まれなかったものの確かな手応えは掴んでいる。チーム全体でゴール前アタックの練習を継続、その成果が生まれている。

FW(フォワード)は特に昨年のスタメンメンバーが多数出場。第1列にはHO橋本一真(4年)を中心とし、PR(プロップ)田中翔(4年)、栗原勘之(3年)らがスクラムを牽引する。またケガから復帰したPR中村海輝(4年)や1年生の李優河など層は厚い。

ラインアウトではLO(ロック)松野泰樹(4年)、3月に日本代表として戦ったLO平澤輝龍(4年)や、FL(フランカー0)もこなす万能プレーヤー堀部直壮(4年)らがセットプレーを支える。

相手の進撃を止めるのは堀部の他、FL嶋﨑晴也(4年)のイナズマのようなタックル、今年度から頭角を現し始めたFL弓削周翼(4年)らがスタメン争いに加わってくるだろう。

これらのFWの司令塔を担うのは副将のNO8(ナンバーエイト)服部綾(4年)だ。持ち味のボールキャリーで相手ディフェンスをなぎ倒す。

伝統のある同志社の「展開ラグビー」の起点となるのが素早い展開力が持ち味のSH(スクラムハーフ)人羅奎太郎(3年)、関西セブンズ2019の勝利の立役者でもあるSH原田健司(4年)だ。

原田はその鋭い脚力からWTB(ウィング)としての活躍にも期待される。キックが魅力のSO(スタンドオフ)の桑山太一(3年)は春シーズンからその座を譲らない。

だが、今年度U20日本代表に選出された田村魁世(2年)が台頭、どちらが紺グレのゲームメイカーとなるのが注目が集まる。

インサイドCTB(センター)には昨年よりSOからコンバートした副将の古城隼人(4年)がタックルを武器に相手を地面に叩きつける。アウトサイドCTBは江金駿(4年)や和田悠一郎(2年)が攻守の要となるだろう。

写真:東海大戦で突破を試みる主将・山本

フィニッシャーのWTBにはキャプテンの山本雄貴が務める。自らの足でチームに勝利を呼び込ませる。

最後の砦となるのが、声でチームを鼓舞するFB(フルバック)南野仁(4年)やチームに必要不可欠な存在となった山口楓斗(2年)だ。鋭いステップからの一気にトップスピードで相手を抜き去る山口のプレーで得点を量産したい。

6月に摂南大との練習試合ではまさかの敗北。外国人留学生らの強靭なフィジカルでラインブレイクされ、アンストラクチャーな状況を幾度も作ってしまった。

同志社の今年の強みと言えるFW陣を中心としたゴール前ディフェンスが勝負の鍵を握るだろう。

夏合宿に鍛え上げたコンタクトの部分、スクラムなどのセットプレーからチームを勢い付けたい。そして勝利の分かれ道となる後半、同志社の層の厚さを見せつけ、勝利の軌道に乗りたい。

文:川田翼/写真:内藤界(同志社スポーツアトム)

同志社スポーツアトム編集局

同志社スポーツアトム編集局

同志社スポーツアトム編集局は1978年に創刊された同志社大学唯一の体育会機関紙です。年6回の本紙の発行を軸に、号外の発行やHPの管理などをすべて学生の手で行っています。
公式サイト Twitter→@atom_doshisha

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