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ラグビー ニュース 2019年7月21日

茂野海人、ワールドカップでの「9」番を目指して。ラグビー日本代表

ラグビーレポート by 斉藤 健仁
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写真:強気なパス捌きと突破力が茂野の武器

7月21日(日)、ラグビー日本代表31名は再集合し、27日から始まるパシフィック・ネーションズカップ(PNC)のフィジー代表戦(@釜石鵜住居復興スタジアム)に向けて岩手・盛岡で合宿に入った。

33日に渡る「人生で一番きつかった」(リーチ マイケル主将)という宮崎合宿の第3クールで、レギュラー組を引っ張っていたのはSH(スクラムハーフ)茂野海人(トヨタ自動車)だった。

今シーズン、サンウルブズでの活躍が評価され、宮崎合宿に呼ばれた。そしてリーダーグループの田中史朗(キヤノン)と、流大(サントリー)といった2人のSHのライバルとともに、PNCのメンバーに選出された。

SH茂野は宮崎合宿を振り返って「サンウルブズから日本代表の戦術になったので、戦術理解度という点では上げられました。また、長い間、(仲間と)一緒にいられて、練習量も多かったので、いいコミュニケーションが取れました」と手応えを口にした。

当然、ハーフ団はNEC時代、2012年度から5年間、一緒にプレーしていた日本代表の絶対的な司令塔SO(スタンドオフ)田村優(キヤノン)と組む時間が多くなった。

サンウルブズでも一緒にプレーしたが、このままいけばPNC、そしてワールドカップでも日本代表で再びハーフ団を組むことになりそうだ。

茂野は「いつも(田村)優さんにはコミュニケーションを取ってもらい、いろいろ指導してもらっているのでやりやすい」。

「小さいミスを少なくし、いいボールを出せば、優さんが外側とコミュニケーション取って、良い戦術でアタックしてくれると思うので、そこは信頼しています」。

「(優さんの)コールをしっかり聞いて、チームとして戦えるようにコミュニケーションとりながら判断したい」と話した。

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