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ラグビー コラム 2019年7月11日

京都産業大学、関西王者・天理大学に挑む。ラグビー関西大学春季トーナメント決勝

ラグビーレポート by 京産大アスレチック
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写真:こだわりぬいたスクラムで関西の頂点へ

春にもう一度、天理大学と再戦できることは大きい―。6月2日、京都産業大学グラウンドにて行われた準決勝で、立命館大学を52-14で下し、大西健監督は語った。「ばらけいていたセットプレーを修正し、1つにできた」。

指揮官がそう語るように、FW(フォワード)が攻め込み、BK(バックス)が脚を活かし応える、連携の取れた試合展開だった。

前半4分、スクラムからFW陣が果敢に攻め入れ認定トライを奪うと、同16分、敵陣ゴール前でのスクラムからNO8(ナンバーエイト)のフェインガ・ファカイ(4年・日本航空石川)が押さえてトライ。

勢いそのままに31分、再び敵陣5mラインからのマイボールスクラムで積極的に攻めると、再びファカイがトライを奪った。

難しい位置からのコンバージョンとなったが、栢本光(4年・天理)が綺麗に決める。だが、前半終了間際に立命大にトライを献上し、21-7で試合を折り返した。

赤紺軍団の攻撃は続く。後半開始直後、モールで攻め込みHO(フッカー)の宮崎達也(4年・伏見工業)がトライを奪う。

直後に立命大にトライを許したが、続く後半10分にはSH(スクラムハーフ)廣田瞬(2年・天理)が大きくゲインすると繋がれた中村悠人(4年・東海大第五)がトライ。

33-14とすると、21分にはゴール前のスクラムからファカイが持ち出し、パスを受けたLO(ロック)田中利輝(3年・東海大仰星)が飛び込んでトライを奪った。

同37分には廣田が相手ディフェンスの隙を見て抜け出しトライを決めると、ロスタイムにはマイボールラインアウトからパスを受けた、後半途中から出場のアサエリ・ラウシ(1年・日本航空石川)がディフェンスをかき分け攻め込む。

その後、パスを受けた宮崎がトライし、とどめ。52-14で快勝し、2年ぶりとなる関西大学春季トーナメント決勝の舞台へ駒を進めた。

写真:闘志むき出しで意気込むファカイ副主将

積極的に攻撃を仕掛け、自身もトライを挙げた廣田は試合を振り返り「FWで優位に立っていたから、展開としては良かった。アタックが単調になってしまって、一丸となってアタックできていないと感じる」。

また、天理大戦に向けては「春の序盤の試合では自信になった部分もあった。もう1回対戦できるので、リベンジのつもりで今回の課題を修正していきたい」と意気込んだ。

準決勝から約1カ月、神山球技場では毎週末試合が行われていた。摂南大学に73-10、日本大学に26-12、関西大学に38-14と、勝利を重ねてきた。

いよいよ今週末に控えた天理大学戦に向け、副主将であるフェインガ・ファカイは「しっかりFW全体を引っ張っていって、天理に勝ちます」と決意を語った。

関西制覇には天理大撃破が必須をなる。秋に向け勢いづけられるか。今季初戦のリベンジを果たすべく、また、リーグ戦に向けて最高のパスを繋ぐべく、赤紺戦士が奮い立つ。

ひたむきに、FWが前に出てBKが応える―。赤紺スタイルを貫き、大西監督の有終の美へとシナリオを書き上げる。

文/写真:山内美優(京産大アスレチック)

代替画像

京産大アスレチック

京都産業大学体育会本部編集局は年4回、「京産大アスレチック」という体育会の広報新聞を作成しています。また、SNSなどを活用し、試合速報やブログ記事の更新、号外・試合告知ポスターの発行を行っています。 »HP »Twitter »Facebook

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