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◆ブランビーズ(オーストラリア)×ライオンズ(南アフリカ)
◆スーパーラグビー2019第9節/4月13日(土)/GIOスタジアム(オーストラリア)
◆“4度目の正直”を叶えるはずだった3年連続準優勝のライオンズ。南アの混戦を抜け出せるか。
3年連続準優勝チームであるライオンズが苦戦している。
近年は南アフリカ・カンファレンスで図抜けた存在だったが、第8節を終えて中位に埋没してしまっている。
【南アフリカ・カンファレンス順位表】(第8節終了時)
1 シャークス(4勝3敗/勝点21)
2 ブルズ(4勝3敗/勝点18)
3 ライオンズ(4勝3敗/勝点18)
4 ジャガーズ(3勝4敗/勝点14)
5 ストーマーズ(3勝4敗/勝点14)
南アフリカ・カンファレンスはご覧のとおり大混戦。4勝3敗が3チーム、3勝4敗が2チーム。1位と5位の勝点差がわずかに「7」だ。
今週は全18節あるレギュラーシーズンの折り返しにあたる第9節。今後の勝敗次第では簡単に最下位に転落する状況だ。
3年連続でプレーオフ・ファイナルで敗れているライオンズは、今年こそ“4度目の正直”を叶えるはずだった。
しかし今季は決して好調とは言えないだろう。
特に4勝2敗で迎えた前節シャークス戦は衝撃的だった。
前半11分にLOライノー・ハーブストのシンビン(10分間の一時退出)で出鼻を挫かれたとはいえ、後半38分まで0-35で完封されていたのだ。
アタックに比べてディフェンスは不得手といわれるライオンズだが、近年はFLヤコ・クリエルら古株の主力流出により、持ち味だった攻撃力も低下気味。
シャークス戦では終盤に1トライを返したが、得失点差のマイナスを抱え込む5-42の大敗。総合力の低下を印象づけるような敗北になってしまった。
しかしライオンズには、HOマルコム・マークス、FBルアン・コンブリンクら悲願のスーパーラグビー優勝を狙う、意気軒昂な中心選手が残っている。
まずは目の前の一勝を掴みにいきたいライオンズ。
第9節ではオーストラリアの首都キャンベラに乗り込み、2勝5敗のブランビーズと戦う。
怪我のワーレン・ホワイトリー主将に代わってゲーム主将を務めるのは、世界最強フッカーの呼び声高いHOマークス。
フッカーとしてスクラム成功率94%(リーグ4位タイ)、ラインアウト成功率92.9%(リーグ3位)に貢献し、密集戦ではボールハントから8つのターンオーバー(リーグ1位)。今年も鬼神のごとき強さだ。
身長188センチの21歳、NO8ハチヴァ・ダイマニは100mを10秒台で走ったことがあり、本格化すれば代表入りもあり得る逸材。
バックスでは、ライオンズ不動の司令塔、SOエルトン・ヤンチースは当然のように先発。コンビを組むのはSHニック・グルームだ。
さらにWTBアピウ・ディアンティ、WTBコンブリンク、FBアンドリース・クッツェーというお馴染みの代表経験者が並んでおり、布陣は頼もしい。
迎え撃つブランビーズは2連敗中。しかし強力メンバーで迎え撃つ。
オーストラリア代表“ワラビーズ”のキャップ保持者であるPRアラン・アラアラトア、PRスコット・シオ、LOロリー・アーノルドといったお馴染みのメンバー。
そこに加えて今季クルセイダーズから移籍の豪州代表、FLピーター・サム。
バックスではCTBテヴィタ・クリンドラニら5人の代表キャップ保持者が並ぶほか、チーフスから移籍してきた絶好調のフィニッシャー、WTBトニ・プルも先発入り。
頬の骨折から復帰したWTBプルは今季3試合目。これまでの鬱憤を晴らすような動きの良さを見せている。
ブランビーズの今季2勝はいずれもホームゲームだ。
果たしてライオンズは敵の牙城で勝ち鬨を上げ、混戦突破の足掛かりを作ることができるか。
「ブランビーズ×ライオンズ」は4月13日(土)午後6:35からJ SPORTS 1で生中継、J SPORTSオンデマンドでLIVE配信される。
多羅 正崇
1980年2月1日生まれ、神奈川県出身。法政大学第二高校、法政大学でラグビー部に所属し、大学1年時にスタンドオフとしてU19日本代表候補に選出。法政大学大学院日本文学専攻修了。スポーツジャーナリストとして『ラグビーマガジン』『Number』『J SPORTS』などに寄稿する傍ら、ユーモアコラムの執筆も行なっている。スポーツにおけるハラスメント防止を目的とした一般社団法人「スポーツハラスメントZERO協会」理事。共著に『子どもがラグビーを始めたら読む本』(ベースボール・マガジン社)がある
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