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ラグビー コラム 2019年4月3日

浮上を狙うハイランダーズと首位を追うハリケーンズが対戦。スーパーラグビー

ラグビーレポート by 斉藤 健仁
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スーパーラグビーは4月5日~6日に第8節を迎える。ハイランダーズは4月5日(金)、ホームに同じニュージーランドのライバルチーム、ハリケーンズを迎える。

2015年の王者ハイランダーズは、開幕戦はアウェーでチーフス(ニュージーランド)に30-27、第2節はホームでレッズ(オーストラリア)に36-31と競り勝って連勝。

しかし、第3節以降は第5節で中止となったクルセイダーズ(ニュージーランド)戦の引き分けを挟み3連敗、2勝3敗1分で総勝ち点13、ニュージーランドカンファレンスで4位&全体で10位と苦戦していると言えよう。

一方の2016年度の王者ハリケーンズは、第2節、第7節で連覇中の王者クルセイダーズに22-38、8-32と敗戦、第5節にチーフスと23-23で引き分けた。

だが、それ以外の試合では勝利し、4勝1分2敗の総勝ち点19とニュージーランドカンファレンスで2位&全体で4位につけている。

両者は今シーズン、すでに第4節で対戦しており、この時はホームのハリケーンズが、ニュージーランド代表SO(スタンドオフ)ボーデン・バレットの試合終了間際のPG(ペナルティゴール)で25-23と競り勝っている。

ハイランダーズとしては何としてもホームで勝利し、上位との勝ち点を詰めたいところだ。

それではまずホームのハイランダーズのメンバーから見ていきたい。前節は「BYE」(休みの州)で1週間空いたハイランダーズのアーロン・メイジャーHC(ヘッドコーチ)は、第6節のブルーズ戦から6人の先発メンバーを変更した。

FW(フォワード)は、LO(ロック)4番は、パリパリ・パーキンソンに代わりジョシュ・ディクソンが、神戸製鋼でもプレーしたベテランのトム・フランクリンとコンビを組む。

FL(フランカー)7番はディロン・ハントに代わって、ジェームズ・レンティースが入る。

BK(バックス)は前節、膝を負傷したオールブラックスWTB(ウィング)ワイサケ・ナホロに代わって、地元ファンにも人気のあるマット・ファデスが先発の機会を得た。

また、オールブラックスのSH(スクラムハーフ)アーロン・スミスが足首のケガで欠場し、ケイン・ハミントンが先発する。

CTB(センター)には、テイホランギ・ウォールデン、神戸製鋼でのプレーが光ったリチャード・バックマンが入った。

ベンチにもFLエリオット・ディクソン、LOジャクソン・ヘモポといったオールブラックス経験者が控える。ハイランダーズとしてはFWのハードワークと、粘り強いディフェンスで勝つ流れに持っていきたいところだ。

対するハリケーンズは、前節のクルセイダーズ戦から2名の変更にとどまった。

日本代表のディフェンスコーチも務めるジョン・プラムツリーHCは、先週ハリケーンズで初出場したLOリアム・ミッチェルに変わり、ケイン・ルアウペを入れ、ミッチェルをベンチに下げた。

そして、CTBマット・プロクターに代わり、前節右WTBでプレーしたジョーディ・バレットを13番にシフトし、その右WTBにウェス・フーセンを先発させる。

ベンチは、リチャード・ジャドの代わりにファンレー・クリスティーが控えのSHに入った。

キャプテンのオールブラックスHO(フッカー)ダン・コールズはふくらはぎのケガで欠場し、SHのTJ・ペレナラがゲームキャプテンを務める。

SHペレナラ、SOボーデン・バレットというオールブラックスとして、ワールドカップで来日すること間違いない攻撃的なハーフ団の試合コントロールがゲームの鍵を握るだろう。

プラムツリーHCは、「クルセイダーズとの試合結果にはがっかりしたが、我々コーチンググループは、特にフロントでのプレーに、いくつか良い点を見つけた」とポジティブに振り返った。

優勝経験のある強豪同士の「ニュージーランドダービー」はハイランダーズにとってはホームで負けられない試合であり、ハリケーンズにとっては勝ち点を重ねて首位クルセイダーズに迫りたいところだ。

4月5日(金)、ハイランダーズのホームであるダニーデン・フォーサイススタジアムでキックオフされるこの試合は、午後3:25からJ SPORTS 1で生中継、J SPORTSオンデマンドでLIVE配信される。

斉藤健仁

斉藤 健仁

スポーツライター。1975年生まれ、千葉県柏市育ち。ラグビーと欧州サッカーを中心に取材・執筆。エディー・ジャパン全試合を現地で取材!ラグビー専門WEBマガジン「Rugby Japan 365」「高校生スポーツ」の記者も務める。学生時代に水泳、サッカー、テニス、ラグビー、スカッシュを経験。「エディー・ジョーンズ 4年間の軌跡」(ベースボール・マガジン社)、「ラグビー日本代表1301日間の回顧録」(カンゼン)など著書多数。≫Twitterアカウント

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