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ラグビー コラム 2019年3月8日

ラグビーワールドカップ日本大会に向けて注目 ウィークエンドピックアッププレイヤー

村上晃一ラグビーコラム by 村上 晃一
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スーパーラグビー2019に中のサンウルブズは、3月9日、ニュージーランド北島のノースハーバーでブルーズと戦う。ブルーズは開幕3連敗と苦しむ。前節、アウェイでの初勝利をあげたサンウルブズとしては、アウェイで初の連勝という記録も刻みたいところだ。7日、両チームのメンバーが発表になった。毎週、金曜日はサンウルブズ戦の注目選手を紹介しているが、今回は一人、二人には絞れない。ラグビーワールドカップ(RWC)日本大会に向かって、憶えておいてほしい選手が複数いるからだ。

松田力也

昨年の日本代表テストマッチでの松田力也

サンウルブズでの一番の注目と言えば、今季初先発となるSO松田力也(181cm、92kg、24歳)だろう。京都の伏見工業高校(現・京都工学院)で1年生から注目され、U17日本代表、高校日本代表、U20日本代表と各世代の代表にすべて選出されてきた。帝京大学でも1年生から4年間にわたって、ゲームをコントロールするSO(スタンドオフ)を務め、V5~V8をけん引。パス、キックのスキルに優れ、思い切りの良いラン、戦術眼を併せ持つ稀有な選手だ。ジェイミー・ジョセフ日本代表ヘッドコーチも、田村優の次のSOとして期待を寄せている。ただし、BKならなんでもこなせるがゆえに、パナソニック ワイルドナイツ、日本代表、サンウルブズではSOでプレーする時間が短い。秋のRWCに向けて、SO松田はスーパーラグビーでどんなプレーを見せるのか。このほか、サンウルブズでは、HO坂手淳史、PR山下裕史、FL松橋周平、WTBヘンリー ジェイミーらRWC2019出場を目指す選手たちが先発する。

リーコ・イオアネ

オールブラックス24試合で22トライという驚異の決定力を誇るリーコ・イオアネ

ブルーズでは、2011年、2015年RWCのオールブラックス連覇に貢献したCTBソニー=ビル・ウィリアムズ(194cm、108kg、33歳)、ニュージーランド(NZ)最高のトライゲッター、WTBリーコ・イオアネ(188cm、103kg、21歳)が先発する。RWC日本大会でも活躍が期待される2人だ。PRカール・トゥイヌクアフェ、HOジェームズ・パーソンズ、SHオーガスティン・プルというオールブラックス経験者も先発するが、やはり看板はこの2人。リーコ・イオアネについては、兄のアキラ・イオアネとともに日本ラグビーとは深い縁がある。父はサモア代表でも活躍したエディー・イオアネで、日本のリコーでもプレー。そのとき世話になった水谷真さん(元リコー監督)の子供たちの名にちなんで、自分の子供に名付けた。リーコはオールブラックス24試合で22トライという驚異の決定力を誇る。サンウルブズにとっては脅威だが、RWC2019を楽しむために見ておきたい選手だ。

ソニー=ビル・ウィリアムズ

ソニー=ビル・ウィリアムズの最大の武器は右手一本で自由自在にあやつるオフロードパス

ソニー=ビル・ウィリアムズ(SBW)は、ボクシングでもニュージーランド王者になるなど何かと派手な話題を提供してきた。最大の武器は右手一本で自由自在にあやつるオフロードパス(タックルされながらのパス)だ。相手のタックルに乗っかるように体を前に出して片手でパスを出し、2人に挟まれるようにタックルされて倒されたかと思いきや、いつのまにかパスを浮かしている。以前、SBWにその右手でのパスについて聞いたことがある。「左手はハンドオフ用です。子供の頃、みんなよりかっこ良くパスをしたくて、片手でパスしているうちに自然に上手くなりました。ただし、オフロードはサポートする選手がいてこそ成り立つものです」。日本のパナソニック ワイルドナイツでプレーしていた時は、山田章仁のトライを何度も演出した。サンウルブズ戦でもそのオフロードパスが見られるのか、それともサンウルブズがそれをさせずに止め切るのか。SBWはサンウルブズ戦ではキャプテンを務める。そのリーダーシップにも注目したい。

村上晃一

村上 晃一

ラグビージャーナリスト。京都府立鴨沂高校→大阪体育大学。現役時代のポジションは、CTB/FB。86年度、西日本学生代表として東西対抗に出場。87年4月ベースボール・マガジン社入社、ラグビーマガジン編集部に勤務。90年6月より97年2月まで同誌編集長。出版局を経て98年6月退社し、フリーランスの編集者、記者として活動。

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