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ラグビー コラム 2019年2月22日

ブランビーズvs.チーフス、東海大学のモエアキオラが初先発。スーパーラグビー

ラグビーレポート by 斉藤 健仁
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今年からチーフスでプレーする、東海大学の日本代表WTB(ウィング)アタアタ・モエアキオラがスーパーラグビーで初先発する。

先週開幕したスーパーラグビーは第2節を迎える。2月23日(土)はオーストラリアを代表するチームの1つブランビーズと、ニュージーランドの強豪チーフスがキャンベラで激突する。

ブランビーズは過去に2度の優勝経験がある名門だが、昨年はオーストラリアカンファレンスで3位、全体で10位となり、2012年以来7シーズンぶりにプレーオフに進出できなかった。

それだけにオーストラリア代表を数多く擁するブランビーズは、今年は何としてもプレーオフに返り咲きを狙う。

先週の開幕戦はホームで同じオーストラリアのレベルズと対戦し、HO(フッカー)フォラウ・ファアインガのトライで先制するも、後半に入るとレベルズにリードされ、終了間際のLO(ロック)サム・カーターのトライで追い上げるも、結局27-34で敗戦してしまった。

今週もホームでの試合だけに、初勝利を挙げたいブランビーズのメンバーを見ていこう。先週のレベルズ戦からは3名を変更した。

FW(フォワード)はFL(フランカー)デービッド・ポーコックがケガのため、トム・キューザックが先発。LOサム・カーター、レベルズから新加入のPR(プロップ)ジェームズ・スリッパーとワラビーズがずらりと名を連ねる。

BK(バックス)はWTB(ウィング)トニ・プルが負傷で、替わりにチャンス・ペニ、ヘンリー・スパイトに替わってアンディ・ミュールヘッドが先発する。

他には昨シーズンはトップリーグの豊田自動織機でもプレーしたキャプテンのSO(スタンドオフ)クリスチャン・リアリーファノを中心に、SH(スクラムハーフ)ジョー・パウエル、CTB(センター)テヴィタ・クリンドラニら経験ある選手が揃う。

昨年全体5位でプレーオフに進出したチーフス、初戦はホームでニュージーランドのハイランダーズと対戦した。

前半にPR(プロップ)アンガス・タアヴァオや、7人制ニュージーランド代表経験のあるFB(フルバック)エテン・ナナイ セトゥーロらのトライでリードするも、PG(ペナルティゴール)で着実に点を積み重ねられて、27-30と逆転負けを喫してしまった。

ただ、新しく日本から加入した、今年度の東海大学主将で日本代表復帰を狙うWTBモエアキオラが嬉しいスーパーラグビーデビューを果たした。

それではアウェイのチーフスのメンバーを見てみよう。まず、先週の活躍が評価されてWTBモエアキオラがスーパーラグビー初先発することになった。

さらにオールブラックスのSOダミアン・マッケンジーが先発し、キャプテンを務めるオールブラックスのLOブロディー・レタリックは、この試合に出場するとスーパーラグビー100キャップ目となる。

他にはFW陣はPRネポ・ラウララ、HOネイサン・ハリス、BKはSHテトイロア・タフリオランギ、CTBアントン・レイナートブラウンといったオールブラックス経験者が先発する。

コリン・クーバ-HC(ヘッドコーチ)は「我々は若いチームで先週の試合でたくさんのことを学んだ。今週はそこで学習したことを活かす場だ。100キャップを迎えるブロディーの記念すべき1戦になる。皆で素晴らしいパフォーマンスで祝いたい」と意気込んだ。

ブランビーズとしては、武器としているラインアウトからいい攻撃をして相手にプレッシャーを与えたい。

チーフスは攻守にわたってFW、BKにいるオールブラックスの中心選手がチームを引っ張ることになろう。WTBモエアキオラが初トライを挙げることができるかにも注目が集まる。

初白星を目指す両チームの対戦は、2月23日(土)ブランビーズの本拠地であるオーストラリアの首都キャンベラのGIOスタジアムでキックオフされる。

この試合は、J SPORTS 1で2月23日(土)午後5:40から生中継、J SPORTSオンデマンドでLIVE配信される。

斉藤健仁

斉藤 健仁

スポーツライター。1975年生まれ、千葉県柏市育ち。ラグビーと欧州サッカーを中心に取材・執筆。エディー・ジャパン全試合を現地で取材!ラグビー専門WEBマガジン「Rugby Japan 365」「高校生スポーツ」の記者も務める。学生時代に水泳、サッカー、テニス、ラグビー、スカッシュを経験。「エディー・ジョーンズ 4年間の軌跡」(ベースボール・マガジン社)、「ラグビー日本代表1301日間の回顧録」(カンゼン)など著書多数。≫Twitterアカウント

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