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ラグビー コラム 2019年2月22日

サンウルブズが今季初勝利をかけて国内初陣へ!スーパーラグビー2019

ラグビーレポート by 多羅 正崇
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ヒトコム サンウルブズvs.ワラターズ

サンウルブズが国内初陣に臨む。

スーパーラグビーに参戦4年目のサンウルブズ(日本)が、2月23日(土)、東京・秩父宮ラグビー場に昨季ベスト4のワラターズ(オーストラリア)を迎え、2019年シーズンの第2節を戦う。

サンウルブズは先週シンガポールで行われた開幕節で、南アフリカのシャークスに10-45で黒星。

16回の反則(シャークスは9回)とイエローカード1枚、不安定なスクラム(成功率62.5%)などから主導権を奪われた。

今季国内初戦となる第2節ワラターズ戦では、今秋にワールドカップ日本大会を控えることもあり、今季初勝利で気運を盛り上げたいところだ。

サンウルブズの先発メンバーは先週から4人変更。

2016年にチーフス(ニュージーランド=NZ)に在籍したPR山下裕史がスターターへ。

NZオタゴ代表からやってきたLOトム・ロウは、スーパーラグビー初先発。バスケット選手としてNZ世代別代表歴を持っており、ロックコンビを組むのは2試合連続スターターのトンプソン ルークだ。

SH茂野海人、SOヘイデン・パーカーのハーフ団は変わらないが、インサイドCTB(12番)には中村亮土が今季初出場、初先発。アタックはもちろんだがディフェンスに自信を持ち、おなじく好タックラーのCTBシェーン・ゲイツとコンビを組む。

先週の先発WTBだったレネ・レンジャーが負傷し、今週木曜日に母国NZへ一時帰国。ユーティリティ性に富むジェイソン・エメリーが先発FBに入り、先週FBだったゲラード・ファンデンヒーファーはWTBへ。

キャプテンは豊富な運動量を誇るPRクレイグ・ミラーが務める。

ワラターズは先週、優勝候補の一角であるNZハリケーンズに19-20で惜敗。昨季は見事にベスト4に進出し、2014年は優勝も経験している強豪だ。

ワラターズの先発は強力布陣だ。

全員が昨季15試合以上に登場している3人のフロントロー(FW第1列)では、オーストラリア代表“ワラビーズ”のPRセコペ・ケプが強烈。

23歳のFLネド・ハニガンはワラビーズの将来を担う逸材の一人。代表主将も務めるFLマイケル・フーパーは、ディフェンスで存在感を示す世界的スターだ。

先発バックス陣はさらに脅威。

ハーフ団は、フィジカルに長けたSHジェイク・ゴードン、「アイスマン」の異名を持つ昨季得点王のSOバーナード・フォーリー

CTBは野生児コンビ。変幻自在のアタックで防御を崩すカートリー・ビール、薬物所持により逮捕され、昨シーズンを棒に振った元レッズのカーマイケル・ハント。

最後尾にはラグビー界最大級のスター、FBイズラエル・フォラウが陣取るが、昨季7トライを挙げた身長194センチのWTBカーティス・ロナも要警戒だ。

サンウルブズは先週不安定だったスクラム、ディシプリン(規律)の安定が急務だろう。

ディフェンスでは、相手の強みであるバックスの主軸CTBビールを封じ込め、プランを崩したいところだ。サンウルブズのCTB中村、ゲイツの防御力は高い。バックスリーが奮闘して鉄壁を敷きたい。

サンウルブズの国内初戦は大きな注目を集めるだろう。より多くの人に今季初勝利を届けたい。

W杯イヤーのサンウルブズ今季国内初陣、ワラターズ戦は、2月23日(土)午後0:30からJ SPORTS 1で生中継、J SPORTSオンデマンドでLIVE配信される。

多羅正崇

多羅 正崇

スポーツジャーナリスト。法政二高-法政大学でラグビー部に所属し、大学1年時にスタンドオフとしてU19日本代表候補に選出。法政大学大学院日本文学専攻卒。「Number」「ジェイ・スポーツ」「ラグビーマガジン」等に記事を寄稿.。スポーツにおけるハラスメントゼロを目的とした一般社団法人「スポーツハラスメントZERO協会」で理事を務める。

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