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各校の新チームはどうか。楽しみな新人はいるか。高校ラグビーファンの楽しみはもう始まっている。
1都7県の関東16校が参加する第19回関東新人大会は、ベスト4が出揃った。
2月16日(土)は、千葉・成田市中台運動公園陸上競技場で、準決勝2試合、順位戦2試合の計4試合が行われる。
上位6校が全国選抜大会(3月29日~4月7日/埼玉)に出場できる今大会は、多彩な顔ぶれで2月9日(土)に開幕した。
50年ぶりの県決勝進出で、関東新人初出場を果たした埼玉・立教新座。その新人大会決勝を43年ぶりに制した埼玉1位の浦和。
茨城では、日立第一が28年ぶりの決勝進出で関東新人初出場。山梨県で2位だった日大明誠も嬉しい初登場を果たした。
しかしベスト4に勝ち残り、同時に選抜出場権を手にしたのは、いずれも昨冬の花園出場校。
早稲田実業(東京)、流経大柏(千葉)、桐蔭学園(神奈川)、そして本郷(東京)だ。
惜しくもベスト4を逃した慶應義塾(神奈川)、佐野日本大(栃木)、日川(山梨)、國學院栃木(栃木)の4校は、残った選抜出場枠を懸け、16日の順位戦に挑む。
対戦カードはそれぞれ「慶應義塾×佐野日本大」「日川×國學院栃木」。選抜は全国経験を積める絶好機とあって、激しい切符争奪戦が予想される。埼玉・浦和は開催県枠で選抜に出場する。
準決勝 第1試合「早稲田実業×流経大柏」
準決勝の2試合を見ていきたい。第1試合では、昨冬の花園2回戦のカードが実現した。
慶應義塾を20-17で破った早稲田実業と、佐野日大に73-5で快勝した流経大柏の対戦だ。
2018年度の全国高校ラグビー大会に82季ぶりの出場を果たした早稲田実業だが、2回戦で立ちはだかった壁が、流経大柏だった。
昨夏の7人制大会を初制覇し、花園でも創部史上初のベスト4進出を遂げた歴史的なメンバーが、高い攻撃力を披露。53-0の完封勝ちを収めた。
ただ流経大柏は花園準決勝のスタメン15人中13人が3年生。先発メンバーは様変わりした。
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