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ラグビー コラム 2019年1月7日

日本一へあと1つ、明治大学ラグビー部を支える女子マネージャー「チームの目標は私の目標」

ラグビーレポート by 明大スポーツ新聞部
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22年ぶりの日本一に向けて突き進む明治大学。頂点を目指すのは選手だけではない。

マネージャーとしてチームを支える古岡奈緒(政経4=明大明治)の志も同じだ。彼女がなぜこの道を選んだのか。そして、彼女の目指す日本一とは何なのか伺った。

入部前は今とは違った印象を抱いていた。「ラグビーそのものに興味があったというよりは、部の運営やスケジュール管理などのマネジメントに興味があったので入部しました」。

「ラグビーの人たちはガタイも大きくて怖いイメージがありました。今はそんな印象は全くなくてみんな優しいし、ラグビーに対しては真剣ですが、他のところでは面白かったりして、良い意味でギャップを感じています」。

男だらけの環境にいるのが今となっては当たり前だ。「チームビルディングといって、年に何回かバーベキューなどのイベントがあります。そういう時にやっぱり男子のノリを感じます。ただ、その中で居づらいと思ったことはないです」。

チケットの受け渡しは試合前の大事な仕事

マネージャーの仕事は多岐にわたる。「今は大きく2つに分けて分担しています。片方は財務などの部の会計。もう片方は雑務になります。ラグビー協会や大学に書類を作成して提出したり、公式戦のチケットを販売しています」。

「1・2年生の時は2つ上に先輩がいらっしゃって、その方たちはすごく仕事ができる先輩方でした。その方たちの後ろについていって、必死に色々勉強しようと思って仕事をしていました」。

「3年生からは先輩がいなくなって1番上の学年になりました。わからないことも多かったのですが、私たちがやらないとチームが成り立たないことがあったので、時にはミスもしてきましたが、次に生かすという心構えでやってきました」。

「今年は1つ1つの試合が最後になっていくので、後からあれをやっておけば良かったと感じないように、ちょっとでも気になったことは、自分が納得できるように行動していきたいです」。

グラウンドでは常に気を配っている

毎朝早くから活動し、ハードスケジュールのラグビー部。「入部して最初の1ヶ月が大変で辞めたいなと思うこともありました。それ以来は思ったことは1度もないです。苦しいと感じることも全くなかったです」。

「伝統もあってファンも多い部活で、それだけ応援してもらっていると感じるので、そういう部活に携われて良かった。多く人に関わる機会があるので、それはラグビー部に入らなければできなかった経験なので、私の財産です」。

明治の今年のテーマは〝Exceed〟。去年の準優勝を超え、残されたのは優勝だけだ。

「私の人生において、何かで一番になるという経験はないので、チームの目標は私の目標でもあります。私も去年までの自分を超えていかないと、日本一のチームにふさわしいマネージャーにはなれないと思います」。

「私も全力でサポートするので、日本一を目指して一緒に頑張りましょう」。日本一のチームに日本一のマネージャーあり。頂点までの道のりは目の前に続いている。

文/写真:鈴木貴裕(明大スポーツ)

◆ラグビー全国大学選手権 決勝
・1月12日(土)午後4:30 天理大学 vs. 明治大学
※J SPORTS 2で放送、J SPORTSオンデマンドで配信

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明大スポーツ新聞部

1953年(昭和28年)創部。現在明治大学において唯一の学生新聞部。明治大学体育会43部の競技成績や、学内外の話題を幅広く紙面・WEBサイト上にて掲載、発信。 現在の部員数は56名。

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