人気ランキング

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

メルマガ

お好きなジャンルのコラムや
ニュース、番組情報をお届け!

メルマガ一覧へ

コラム&ブログ一覧

ラグビー コラム 2018年12月14日

明治大学、悲願の大学日本一へ勝負の冬。ラグビー大学選手権

ラグビーレポート by 明大スポーツ新聞部
  • Line

悲願の大学日本一へ、勝負の冬を迎える。対抗戦最終戦、伝統の〝明早戦〟に敗れ、5勝2敗の3位に沈んだ明治大学。

同率で並んだ慶應義塾大学と直接対決で敗れているため、4位扱いで全国大学選手権へ進むこととなった。

初戦の相手は関西大学リーグ2位の立命館大学。負ければ後がない一戦は、12月16日(日)キンチョウスタジアムにて行われる。

3年ぶりの対抗戦優勝を懸けて臨んだ早稲田大学戦は、終始ビハインドを負う試合展開となった。

試合が動いたのは開始からわずか3分。FB(フルバック)河瀬諒介(早稲田)に先制トライを許す。

さらに、30分にはSO(スタンドオフ)岸岡智樹(早稲田)のラインブレイクから、NO8(ナンバーエイト)丸尾崇真(早稲田)につなぎグラウンディング。連続でトライを献上し、早稲田大学に先行を許した。

一方の明治は「前半は堅く」(田中澄憲監督)というプラン通りに試合を進めた。ゴール前での相手ペナルティでは、手堅くショットを選択。

SO松尾将太郎(商4=東福岡)がしっかりと2本のPG(ペナルティゴール)を沈め、着々と点差を詰めた。

インゴールに飛び込む高橋汰

さらに34分にWTB(ウイング)高橋汰地(政経4=常翔学園)がトライを挙げるなど、大きな点差が開くことなく13-17で前半終了。取っては取り返す拮抗した試合展開となった。

しかし、後半も先手を打ったのは早稲田だった。14分にCTB(センター)中野将伍(早稲田)がインゴール中央へトライ。

さらに19分にも中野にディフェンスのギャップを突かれ、トライを奪われる。「自分たちのミスが多く、そこから失点してしまった」(松尾)。後半20分で一気に18点差まで広がり、苦しい状況に追い込まれた。

山崎は途中出場ながら存在感を放った

それでも最後に意地は見せた。逆転には最低3トライが必要と厳しい状況で迎えた後半37分。射場大輔(政経3=常翔学園)のキックで前進し、山洋之(法3=筑紫)がゲイン。

最後は松岡賢太(商3=京都成章)がインゴールに飛び込み、20-31に詰め寄る。さらにロスタイムには、FB雲山弘貴(政経1=報徳学園)がインゴール左隅にトライ。

「このまま終われないという明治のプライドが出た」(FL/フランカー井上遼・政経4=報徳学園)。最終的に逆転こそかなわなかったが、4点差まで猛追。今後につながる内容の10分間だった。

大学選手権では、要所でのペナルティを減らせるかがカギを握る。

「ターニングポイントだった」(SH/スクラムハーフ福田健太主将・法4=茗渓学園)と振り返る後半11分に相手ゴール前で犯したコラプシングや、前半21分のモールでのオブストラクションなど、度々反則でスコアチャンスを逃した。

ここからは負ければ次がない一発勝負。ペナルティで流れを失うのは絶対に避けたいところだ。

対戦相手の立命館大学は昨年度2位の京都産業大学を下し、関西大学リーグを5勝2敗の2位で通過を果たしたチームだ。日本代表キャップを持つFL古川聖人主将を筆頭にタレントが揃う。

「良い準備をして臨みたい」(福田主将)。大学日本一まではあと4戦。内容、結果どちらにもこだわり、初戦から勢いに乗りたい。

文/写真:藤里陽(明大スポーツ)

◆ラグビー大学選手権3回戦
・12月16日(日)午後2:05 立命館大学 vs. 明治大学
※J SPORTS 1で生中継、J SPORTSオンデマンドでLIVE配信

代替画像

明大スポーツ新聞部

1953年(昭和28年)創部。現在明治大学において唯一の学生新聞部。明治大学体育会43部の競技成績や、学内外の話題を幅広く紙面・WEBサイト上にて掲載、発信。 現在の部員数は56名。

  • Line

あわせて読みたい

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

ジャンル一覧

J SPORTSで
ラグビーを応援しよう!

ラグビーの放送・配信ページへ