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ラグビー コラム 2018年11月21日

早稲田、1敗同士で迎える激戦必至の早慶戦。ラグビー関東大学対抗戦

ラグビーレポート by 早稲田スポーツ新聞会
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関東大学対抗戦もいよいよ終盤を迎えた。現在4勝1敗で3位につけている早稲田大学。次戦の相手は同じく4勝1敗の慶應義塾大学だ。

この勝敗が最終的な順位を左右するだけに、両校にとって負けられない戦いとなる。勝利への使命と伝統を胸に、11月23日、早慶戦へと挑む。

対抗戦初黒星を喫した帝京大学戦、特に目立ったのはペナルティの多さだ。試合全体を通し、帝京大がわずか2つであるのに対し、早大は10。その差は歴然としている。

実際、前半は自らのペナルティにより、なかなか自陣から脱出できず、0-28と力の差を見せつけられた。しかし、一方で後半は持ち前のテンポの良いアタックが見られるなど手応えをつかみ、早慶戦勝利への兆しは見せているのも事実。

岸岡のゲームメイクがカギを握る

SH(スクラムハーフ)齋藤直人(スポ3=神奈川・桐蔭学園)の素早い球出し、SO(スタンドオフ)岸岡智樹(教3=大阪・東海大仰星)の的確なゲームメイク。

そして、WTB(ウィング)古賀由教(スポ2=東福岡)や、FB(フルバック)河瀬諒介(スポ1=大阪・東海大仰星)などのフィニッシャーの実力も折り紙付きだ。

ただ、タレントが揃うのは早大だけではない。伝統の『魂のタックル』によるディフェンスに自信のある慶大だが、今季はアタック面でも戦力は確かだ。

ラインブレイクからトライに結び付ける慶應・川合

対抗戦ではチーム最多のトライ数を記録しているFL(フランカー)川合秀和は抜群の得点嗅覚を持ち、先日の明大戦でも敵陣ゴール前のラックを飛び越えてトライするなど活躍を見せた。

BK(バックス)陣においても、CTB(センター)栗原由太やWTB丹治辰碩など突破力の高い選手が揃う。そして、それらのタレントを束ねるのがSO古田京だ。

ゲームを俯瞰(ふかん)し、最適な判断を下す司令塔である古田は、対抗戦では94%というキック成功率を誇っている。

接戦ではわずかな点差も命とりだ。早大も慶大の強固なディフェンスを突破しトライを奪うと同時に、着実にキックを成功させていくことがカギとなる。

伝統の一戦はここ数年、一進一退の接戦が続いている。それでも慶大の猛攻をしのぎ、勝利し続けてきた早大。今年は早大、慶大ともに高い実力を示しており、非常にハイレベルな戦いが予想される。

今年の春に行われた早慶戦では、残り10分までは早大が8点リードだったものの、ラスト10分でペナルティなどにより慶大に流れを明け渡し、痛恨の逆転負けを喫した。迎える11月23日。宿敵・慶大を下し、勝利の雄叫びを秩父宮に響かせよ。

文:伊藤穂高/写真:成瀬允、本野日向子(早稲田スポーツ)

・11月23日(金・祝)午後1:50 慶應義塾大学 vs. 早稲田大学
※J SPORTS 1 生中継&J SPORTSオンデマンドLIVE配信

早稲田スポーツ新聞会

早稲田スポーツ新聞会

1959(昭和34)年創刊。人気の野球、ラグビーを中心に早大体育会44部をくまなく取材し、年12回の新聞発行およびWebやSNSによる情報発信を行う。現在部員170名で活動。»早スポHP»Twitter»Facebook

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