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ラグビー コラム 2018年11月17日

京都産業大学、大学選手権への大一番、関西学院と1敗同士の対決。ラグビー関西大学リーグ

ラグビーレポート by 京産大アスレチック
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4勝1敗で京都産業大学、関西学院大学、立命館大学の3つが同率で並ぶ。次節、その2校が顔を合わせる。1つも負けは許されない。京産大対関学大。

昨季、このカードでは劇的な試合を展開し、感動を与えた。後半残り1分で12点のリードを許していた。どんよりしたムードが会場にただようなか、後半40分、ラインアウトからモールで押し込み宮崎達也(4年=伏見工業)がトライを決めた。

ゴール成功で5点差につめ寄ると、この時点でロスタイム4分。次のプレーでパスを受けた濱田将暉(4年=京都成章)が快足を見せつけ、ディフェンスを次々に交わす。インゴールに飛び込んだ。

「フェイントをかけるより、まっすぐ走ったほうがいい」(濱田)。思いを乗せて一直線に駆け抜けた。ここで同点とすると、キック成功で逆転。ロスタイムで試合をひっくり返し、ドラマを魅せた。

セットプレーの精度をあげたいところ

関学大は組織的なディフェンスを武器としており、それ攻略し得点を挙げることがポイントになってくる。前半から流れを自分たちのものにし、積極的な攻撃を魅せたいところだ。

また、今季は同志社大学戦、関西大学戦ともに後半で逆転勝ちを挙げており、後半でのスタミナも強み。京産大もひたむきに戦い続けることが鍵になるだろう。

関学大FW(フォワード)陣ではフィジカルに定評があり、突破力が持ち味のLO(ロック)杉原立樹(3年=尾道)に気をつけたい。

タレント揃いのBK(バックス)陣からは7人制日本代表にも選ばれたスピードスター・WTB(ウィング)の中孝祐(3年=東海大仰星)も脅威。ぜひともここは守り抜きたいところだ。

立命大戦で前に出るLO伊藤鐘平

5連勝が期待された前節・立命大戦では流れを持って行かれ、持ち味が生かせなかった。後半、一時は伊藤鐘平(3年=札幌山の手)のトライで同点とするも、相手にトライを許し点差を付けられる。

後半40分、替わった初出場の青木悠紀(2年=筑紫)が意地を見せトライを挙げたが、健闘むなしく敗戦。全勝で関学大戦を迎えることはできなかった。それでも、勝てば大学選手権が決定的となる一戦なだけに、注目度はこれまで以上に高い。

2位同士、同じ勝率での対決となった関学大戦。上田克希主将は「強いチームなので、FWのセットプレーやタックルの精度の見直し、修正を心がけたい」と立命大戦での課題克服を誓った。

ここまで4戦連続で先制を許している現状。前半から流れをがっちり掴み、試合を優勢で進めていきたい。FWが前に出てBKで展開するラグビーで本来のリズムを掴むことができるか。

勝って大学選手権へ。「ひたむきに、京産大らしさ」を前面にだせるかどうかが勝敗の行方を左右する。

文/写真:山内美優(京産大アスレチック)

◆京都産業大学 関西大学リーグ 放送&配信予定
・11月18日(日)午後2:00 関西学院大学 vs. 京都産業大学
※J SPORTSオンデマンドLIVE配信
・11月24日(土)午後2:00 京都産業大学 vs. 天理大学
※J SPORTS 4 生中継&J SPORTSオンデマンドLIVE配信

代替画像

京産大アスレチック

京都産業大学体育会本部編集局は年4回、「京産大アスレチック」という体育会の広報新聞を作成しています。また、SNSなどを活用し、試合速報やブログ記事の更新、号外・試合告知ポスターの発行を行っています。 »HP »Twitter »Facebook

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