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ラグビー コラム 2018年11月13日

立命館、昨年2位の京産大を破り1敗をキープ。ラグビー関西大学リーグ

ラグビーレポート by 立命スポーツ編集局
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「去年の借りを返す」。中林監督の一言にプレーで応えた選手たち。立命館大学は大学選手権に向けて大きな1勝を掴んだ。

11月10日に天理親里ラグビー場で行われた関西大学ラグビー第5節。ここまで3勝1敗の立命館は、4連勝と波に乗る京都産業大学との一戦を迎えた。

昨年関西リーグ2位の京産大。持ち味は強いFW(フォワード)。FWが活躍するモールやセットプレーなどが要注意のチーム。主導権を握るとパワーでトライを物にする怖さがある。

前節では同志社に10-24と敗れ、立命館は不完全燃焼で試合を終えた。その悔しさを払拭するかのように熱い試合が繰り広げられた。

立命のキックオフで始まった前半。何よりも大きかったのは京産大から先制点を奪ったことだ。前半2分、主将古川聖人(済4)が敵陣でャンスを作ると、流れるようなパスで左に大きく展開。

トライを決める木田

ディフェンスをかわし、ゴールライン手前で2対1と絶好のチャンス。ルーキーのWTB(ウィング)、木田晴斗(情理1)にパスが渡ると、そのままインゴールに飛び込んだ。立命スタンドが大きく湧いた。

さらにこの勢いに乗り、前半11分、22mラインまで攻め込まれた後、木田が走り陣地を取り戻すと敵陣22mラインから右に展開。

SO(スタンドオフ)吉本匠(スポ3)、CTB(センターバック)片岡涼亮(営3)、FL(フランカー)野村雅大(済2)がパスを繋ぐと、WTB(ウィング)藤井健太郎(済1)が見事にトライを決める。

インゴールに飛び込む藤井

2本トライを先制し、流れを掴んだように思えたが京産大も反撃に出る。立命のペナルティからラインアウトを成功させ、ゴール手前からそのまま押し込まれトライを奪われる。

さらに前半終了間際、自陣ゴール前で何度もスクラムを組み直し、押し込まれそうになるピンチ。しかし、これを見事に耐えきり、14-7で前半を終える。

このプレーを主将の古川は「自分たちのやってきたことが出せた、いけるなと思った」と振り返った。

後半に入ると京産大がトライを決め、14-14の同点となりゲームは振り出しへ。

MOM選出され、表彰される平尾

しかし、ケガからの復帰で今節からリザーブとしてベンチに入っていたSH(スクラムハーフ)平尾剛士(スポ1)が、藤井からパスを受けるとディフェンスを振り切り、トライ。

このプレーでMOM(マン・オブ・ザ・マッチ)に選出された。「前節の同志社戦を見ていてすごく悔しかった」と答えた平尾は、その悔しさを晴らした結果となった。

その後、1PG(ペナルティゴール)を追加し、24-14とした立命館。トライを1本返されるが、24-19と関西2位、強豪の一角を崩した。

試合を振り返って中林監督は「気持ちが出た試合だった。ボールをワイドに振ってプレーができた。自分たちのディフェンスができた」と話した。しかし、「借りを返す全国の舞台にはまだまだ」と上を目指す。

前節で課題とされていたパスや、リザーブの活躍など新たな一面が見られた今節。次は関西王者の天理大学。「自分たちのやってきたことをやるだけ」と真摯に一戦一戦戦う彼らから目が離せない。

文:須永みはる/撮影:森日向子(立命スポーツ)

◆立命館大学 放送&配信予定
・11月18日(日)午後04:45 天理大学 vs. 立命館大学
※J SPORTSオンデマンドで配信
・11月24日(土)午前11:50 立命館大学 vs. 関西学院大学
※J SPORTS 4で生中継&J SPORTSオンデマンドでLIVE配信

立命スポーツ編集局

立命スポーツ編集局

立命スポーツ編集局では立命館大学体育会の活躍を多くの人に知ってもらえるよう、週末を中心とした取材活動や、定期的な新聞・号外の発行、HP記事の掲載を行っています。取材した試合の速報はTwitterで、写真はFacebookでそれぞれ配信しています。公式サイト

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