人気ランキング
J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題
コラム&ブログ一覧
11月11日(日)、鶴見緑地球技場(大阪府)にて関西大学ラグビーAリーグ第5節、同志社大学vs.近畿大学が行われる。
開幕3連敗で窮地に立つ同志社は、大学選手権に出場するために4勝が最低条件だが、前節で立命館大学に勝利し望みをつなげた。
対する近大はすでに4連敗しており、選手権への道は断たれている。1戦も落とせない同志社の試合に他大学も注目だろう。
今季はAチームでの同志社と近大の対戦はないため、当日試合が開始してお互いの力を試すことになる。激しいタックルでアタックを封じてくる近大に対して、同志社は展開ラグビーで得点を重ねたい。
2年連続での入れ替え戦だけは避けたい近大。昨年は主将のSO(スタンドオフ)喜連航平が絶対的選手となってチームを回していた。
だが、喜連が卒業した今年は「一人一人がアクションを起こして自発的に取り組み、それによって責任感も出てくる」(近大主将・竹内嘉章)とチーム一体となって挑んでくる。
選手権への可能性はない近大だが、前節の京都産業大学との試合では、前半にPG(ペナルティゴール)で先制すると京産の猛攻を粘りのディフェンスでしのいだ。
その後ラインアウトからのモールで2トライを決め、7点リードで後半に折り返している。しかし、後半に6トライを挙げられ健闘も虚しく19点差で敗れた。
結果としては点差を広げられたが、前半に先制し流れをつかんでいる事実は侮れない。さらに苦しい時間を耐えた堅いディフェンスは同志社にとって脅威となる。
同志社陣内での近大ボールのラインアウトには注意だ。モールからのトライを許すと一気に流れを掴まれかねない。近大は主将竹内を中心に勢いのあるディフェンスとブレイクダウンで初の白星を狙ってくる。
一方、同志社は前節の勝利で開幕3連敗からの巻き返しを図る。3試合の中で負傷者を出した同志社だったが、立命館との対戦では選手を変えても戦力を落とすことはなく層の厚さを見せつけた。
近大のディフェンスに対して主将CTB(センター)山口修平と副将HO(フッカー)平川隼也の突破力が鍵となる。当たっても倒れない強固なフィジカルで一歩でも前に進みゴールラインまで迫っていく。
さらに注目は立命館戦で初の秋リーグ出場を果たし、先制トライをあげたFB(フルバック)南野仁と、最後まで走りきるスピード生かしたトライゲッターWTB(ウイング)高野蓮。
南野は掴みにくいステップで相手ディフェンスをかわし、アタックの起点となる。2試合連続のトライに期待だ。
高野はスピードで相手を振り切り、関西学院大学戦で3トライをあげている。相手の隙に即座に反応し、圧倒的な速さでトライを取りきる力でチームに勝利をもたらす。
絶対に負けられない戦いなだけに、小さなミスで近大にチャンスを与えることだけは何としても避けたい同志社。展開ラグビーで圧倒し、立ち上がりから差をつけたいところだ。
立命館戦での苦しい時をしのいだディフェンスもチームの自信につながったはず。試合を楽しむことを大切に、選手権に向けてリーグ2勝目を掴みに行く。
同志社大学と近畿大学の試合は、11月12日(月)午後2:00から、J SPORTSオンデマンドで配信される。
文・於保いちこ/撮影・安本夏望、高里陽太(同志社スポーツアトム)
同志社スポーツアトム編集局
同志社スポーツアトム編集局は1978年に創刊された同志社大学唯一の体育会機関紙です。年6回の本紙の発行を軸に、号外の発行やHPの管理などをすべて学生の手で行っています。
公式サイト
Twitter→@atom_doshisha
あわせて読みたい
J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題
ジャンル一覧
人気ランキング(オンデマンド番組)
-
ラグビー 関東大学対抗戦2024 慶應義塾大学 vs. 早稲田大学
11月23日 午後1:50〜
-
ラグビー 関東大学対抗戦2024 帝京大学 vs. 明治大学
11月17日 午後1:50〜
-
ラグビー 関西大学リーグ2024 天理大学 vs. 近畿大学 / 関西学院大学 vs. 京都産業大学
11月17日 午前11:35〜
-
リポビタンDツアー2024 ラグビー日本代表テストマッチ 日本 vs. ウルグアイ(11/16)
11月16日 午後10:15〜
-
ラグビー 関東大学対抗戦2024 帝京大学 vs. 早稲田大学
11月3日 午後1:50〜
-
【限定】第104回全国高等学校ラグビーフットボール大会 奈良県予選 決勝
11月17日 午後1:55〜
-
ラグビー 関東大学リーグ戦2024 大東文化大学 vs. 法政大学
11月24日 午前11:20〜
-
【限定】第104回全国高等学校ラグビーフットボール大会 神奈川県予選 決勝
11月17日 午後12:55〜
J SPORTSで
ラグビーを応援しよう!