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ラグビー コラム 2018年11月9日

1敗の立命館、大学選手権出場に向け負けられない京産大戦。ラグビー関西大学リーグ

ラグビーレポート by 立命スポーツ編集局
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第4戦の「立同戦」では黒星を喫した立命館大学。全国に向けてこれ以上負けを重ねられない。11月10日(日)午後0時から行われる京都産業大学戦。リーグ戦も5戦目と終盤に差し掛かる。

京産大は昨年の関西リーグで準優勝。今年も開幕4連勝をマークしている。その勢いを止め、全国への大きな一歩を掴み取ることができるのか。重要な試合だ。

今シーズンの京産大は「FW(フォワード)が前に出て、BK(バックス)が応える」ラグビーをスローガンに白星を重ねており、ラインアウトからのセットプレーは特に注意したい。

スクラムやモールなど圧倒的なパワーで押し込み、NO8(ナンバーエイト)のフェインガ・ファカイ(3年、日本航空石川)がトライという形で4戦とも流れを作った。

FWだけではなく、BKも光る。SO(スタンドオフ)の中村悠人(3年、東海大福岡)やルーキーのWTB(ウィング)笹岡海斗(1年、成章)など華麗にディフェンスをかわし突破を図る。

立同戦で突破を図るPRの金沢

ボールのパス回しなど、細かなミスにより相手へチャンスを与えてしまうことには気を付けたい。

立命館は、開幕3連勝を飾ったが、第4戦の同志社大学戦ではチャンスを活かしきれず、今シーズン初の黒星を喫した。全国への出場権を手にするためにも負けられない一戦。

京産大戦では、今年のチームの持ち味である「攻撃的なディフェンス」を魅せてもらいたい。

得意のセットプレーでチャンスをつかみたい

HO(フッカー)の山口達也(4年、常翔学園)、LO(ロック)の小島佑太(4年、洛北)や同大戦で唯一のトライを決めた横井達郎(3年、東海大仰星)、PR(プロップ)の向仲涼(3年、東海大仰星)や金沢一希(3年、常翔学園)らが率いるFW陣がセットプレーなどでチャンスメイク。

そこからルーキーのWTB(ウィング)木田晴斗(1年、関西大倉)や、CTB(センター)片岡涼亮(3年、流経大柏)のディフェンスラインの突破を期待したい。

また、注目選手としては、WTBの藤井健太郎(1年、伏見工業)が挙げられる。アルゼンチンで行われたユースオリンピックの7人制ラグビーで日本代表として出場。

3位決定戦では、先制トライを奪うなど、日本の銅メダル獲得に大きく貢献した。持ち前の脚力を活かしたトライを見せてほしい。

前戦で主将の古川聖人(4年、東福岡)は「今までやってきたことを100%出し切れば勝てる。やってきたことを信じてやるしかない。」と語る。立命館らしいプレーを貫き、戦ってくれるだろう。

立命館大学と京都産業大学の対戦は、11月10日(土)午前11:55から、J SPORTSオンデマンドでLIVE配信される。

文:森日向子/写真:福清真人(立命スポーツ)

立命スポーツ編集局

立命スポーツ編集局

立命スポーツ編集局では立命館大学体育会の活躍を多くの人に知ってもらえるよう、週末を中心とした取材活動や、定期的な新聞・号外の発行、HP記事の掲載を行っています。取材した試合の速報はTwitterで、写真はFacebookでそれぞれ配信しています。公式サイト

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