人気ランキング
J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題
コラム&ブログ一覧
対抗戦は佳境に差し掛かり、勝負の11月を迎える。開幕から現在4連勝中と波に乗る明治大学。
第5戦では、前節に王者・帝京大学を5点差まで追い詰めた慶應義塾大学と対戦する。伝統の明慶戦は11月4日(日)、秩父宮ラグビー場にて行われる。
明治の本拠地、八幡山グラウンドで行われた前節の成蹊大学戦。「明治のやろうとしているアタックが出せた」とFL(フランカー)井上遼(政経4=報徳学園)が振り返る猛攻で、今シーズン最多の110得点。さらに対抗戦2度目の完封勝利を成し遂げた。
試合開始早々、敵陣左奥のラックを起点に、後ろから走り込んできたLO(ロック)箸本龍雅(商2=東福岡)へとボールがつながり、ノーホイッスルトライ。このトライで流れを引き寄せた明治は、前半だけで9トライを挙げた。
後半31分にはケガからの復帰戦となった高橋汰地(政経4=常翔学園)が持ち味の鋭いステップで敵をかわし、最後は笹川大五(政経3=明大中野)がゴール右側にトライを挙げるなど、試合終了まで流れを渡さず、3桁得点と相手を圧倒した。
リベンジを誓う。昨年度の慶応戦では、26-28で2点差の惜敗。前半、明治は先制トライを奪うも、慶応にペースをつかまれ、14点のビハインドで折り返す。後半に猛追を見せ、一時は同点に追いついたもののゴールキック1本差での敗北。慶応相手に4年ぶりの黒星を喫した。
また、9月に行われたBチームの公式戦であるジュニア選手権では、33-45で敗北。ディフェンスで苦戦を強いられた。「ファーストタックルで受けてしまった」(山本龍亮・情コミ2=桐蔭学園)。
顕著だったのは前半18分。センターライン付近での相手ボールスクラムから大外に展開され、ゲインを許す。振り戻しでFW(フォワード)とBK(バックス)の間をラインブレイクされ、最後はキックパスを受けた中山和正(慶応)がグラウンディング。
「アタックを止め切れなかった」(雲山弘貴・政経1=報徳学園)。試合を通してディフェンスのギャップを突かれるシーンが多く見られた。
「基本がしっかりしているのでA戦でも同じような戦いになる」と田中澄憲監督。ライバルとして侮れない相手であることは間違いない。
今季の慶応はLO辻雄康を中心とした力強いFWとSO(スタンドオフ)古田京主将、FB(フルバック)丹治辰碩らタレント揃いのBKのバランスが取れたスキのないチーム。
前節の帝京大学戦では後半に王者を追い詰め、5点差の接戦を演じただけに油断は許さない。
両校ともに脚力とテクニックを併せ持つBKを擁しているだけに、スクラム、ラインアウトのセットプレーが試合を左右する。伝統のFWがいかに攻撃の起点となれるかが今試合のポイントになるだろう。
対抗戦は慶応、帝京大、そして早稲田大学戦を残すのみとなった。「これだけ激しい試合ができる。あと3戦を一戦一戦楽しむ」とSH(スクラムハーフ)福田健太主将(法4=茗渓学園)。
全勝優勝へ。2点差のリベンジを果たすため、〝重戦車〟で明慶戦を制する。
明治大学と慶應義塾大学の対戦は、11月4日(日)午前11:20から、J SPORTS 1で生中継。そして、J SPORTSオンデマンドでLIVE配信される。
文:上松凜助/写真:木村優美(明大スポーツ)
明大スポーツ新聞部
1953年(昭和28年)創部。現在明治大学において唯一の学生新聞部。明治大学体育会43部の競技成績や、学内外の話題を幅広く紙面・WEBサイト上にて掲載、発信。 現在の部員数は56名。
あわせて読みたい
J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題
ジャンル一覧
人気ランキング(オンデマンド番組)
-
ラグビー 関東大学対抗戦2024 慶應義塾大学 vs. 早稲田大学
11月23日 午後1:50〜
-
ラグビー 関東大学対抗戦2024 帝京大学 vs. 明治大学
11月17日 午後1:50〜
-
ラグビー 関西大学リーグ2024 天理大学 vs. 近畿大学 / 関西学院大学 vs. 京都産業大学
11月17日 午前11:35〜
-
リポビタンDツアー2024 ラグビー日本代表テストマッチ 日本 vs. ウルグアイ(11/16)
11月16日 午後10:15〜
-
ラグビー 関東大学対抗戦2024 帝京大学 vs. 早稲田大学
11月3日 午後1:50〜
-
【限定】第104回全国高等学校ラグビーフットボール大会 奈良県予選 決勝
11月17日 午後1:55〜
-
ラグビー 関東大学リーグ戦2024 大東文化大学 vs. 法政大学
11月24日 午前11:20〜
-
【限定】第104回全国高等学校ラグビーフットボール大会 神奈川県予選 決勝
11月17日 午後12:55〜
J SPORTSで
ラグビーを応援しよう!