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ラグビー コラム 2018年11月2日

勝負の11月、全勝の明治は1敗の慶應義塾と対戦。ラグビー関東大学対抗戦

ラグビーレポート by 明大スポーツ新聞部
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対抗戦は佳境に差し掛かり、勝負の11月を迎える。開幕から現在4連勝中と波に乗る明治大学。

第5戦では、前節に王者・帝京大学を5点差まで追い詰めた慶應義塾大学と対戦する。伝統の明慶戦は11月4日(日)、秩父宮ラグビー場にて行われる。

明治の本拠地、八幡山グラウンドで行われた前節の成蹊大学戦。「明治のやろうとしているアタックが出せた」とFL(フランカー)井上遼(政経4=報徳学園)が振り返る猛攻で、今シーズン最多の110得点。さらに対抗戦2度目の完封勝利を成し遂げた。

試合開始早々、敵陣左奥のラックを起点に、後ろから走り込んできたLO(ロック)箸本龍雅(商2=東福岡)へとボールがつながり、ノーホイッスルトライ。このトライで流れを引き寄せた明治は、前半だけで9トライを挙げた。

タレントBKを引っ張る高橋汰

後半31分にはケガからの復帰戦となった高橋汰地(政経4=常翔学園)が持ち味の鋭いステップで敵をかわし、最後は笹川大五(政経3=明大中野)がゴール右側にトライを挙げるなど、試合終了まで流れを渡さず、3桁得点と相手を圧倒した。

リベンジを誓う。昨年度の慶応戦では、26-28で2点差の惜敗。前半、明治は先制トライを奪うも、慶応にペースをつかまれ、14点のビハインドで折り返す。後半に猛追を見せ、一時は同点に追いついたもののゴールキック1本差での敗北。慶応相手に4年ぶりの黒星を喫した。

また、9月に行われたBチームの公式戦であるジュニア選手権では、33-45で敗北。ディフェンスで苦戦を強いられた。「ファーストタックルで受けてしまった」(山本龍亮・情コミ2=桐蔭学園)。

顕著だったのは前半18分。センターライン付近での相手ボールスクラムから大外に展開され、ゲインを許す。振り戻しでFW(フォワード)とBK(バックス)の間をラインブレイクされ、最後はキックパスを受けた中山和正(慶応)がグラウンディング。

「アタックを止め切れなかった」(雲山弘貴・政経1=報徳学園)。試合を通してディフェンスのギャップを突かれるシーンが多く見られた。

「基本がしっかりしているのでA戦でも同じような戦いになる」と田中澄憲監督。ライバルとして侮れない相手であることは間違いない。

今季の慶応はLO辻雄康を中心とした力強いFWとSO(スタンドオフ)古田京主将、FB(フルバック)丹治辰碩らタレント揃いのBKのバランスが取れたスキのないチーム。

前節の帝京大学戦では後半に王者を追い詰め、5点差の接戦を演じただけに油断は許さない。

FWがカギとなる

両校ともに脚力とテクニックを併せ持つBKを擁しているだけに、スクラム、ラインアウトのセットプレーが試合を左右する。伝統のFWがいかに攻撃の起点となれるかが今試合のポイントになるだろう。

対抗戦は慶応、帝京大、そして早稲田大学戦を残すのみとなった。「これだけ激しい試合ができる。あと3戦を一戦一戦楽しむ」とSH(スクラムハーフ)福田健太主将(法4=茗渓学園)。

全勝優勝へ。2点差のリベンジを果たすため、〝重戦車〟で明慶戦を制する。

明治大学と慶應義塾大学の対戦は、11月4日(日)午前11:20から、J SPORTS 1で生中継。そして、J SPORTSオンデマンドでLIVE配信される。

文:上松凜助/写真:木村優美(明大スポーツ)

代替画像

明大スポーツ新聞部

1953年(昭和28年)創部。現在明治大学において唯一の学生新聞部。明治大学体育会43部の競技成績や、学内外の話題を幅広く紙面・WEBサイト上にて掲載、発信。 現在の部員数は56名。

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