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ラグビー コラム 2018年11月2日

ジャパンが2019年W杯で対戦するアイルランドが、秋シーズン初陣へ。アイルランド×イタリア

ラグビーレポート by 多羅 正崇
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日本代表が2019年W杯日本大会のグループステージで対戦する世界ランキング2位(11月1日時点)のアイルランド代表が、秋シーズンの初戦を迎える。

欧州6か国対抗戦「シックス・ネーションズ」の2018年王者でもあるアイルランドは、現地時間11月3日、世界ランキング14位のイタリア代表と対戦する。

舞台はアメリカ・シカゴのソルジャーフィールド。アイルランドが2016年11月5日、初対戦から111年目でついにニュージーランド代表を破ったスタジアムだ。

智将ジョー・シュミットHC(ヘッドコーチ)が導くアイルランドは、いまや王者ニュージーランドをピタリと追走する存在。

欧州王者として迎えた今年6月のウィンドウマンス。オーストラリア代表とのアウエー3連戦では、初戦に敗れたもののその後2連勝した。

2017年6月には日本代表に2戦2勝(50-22/35-12)。ブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズのメンバー11名が不在の編成ながら、ハイレベルなスキル、愚直なハードワークを披露し、総合力を見せつけた。

今回のイタリア戦メンバーも次代の担い手が中心だ。機動力もあるPRタイグ・ファーロン、唯一無二の司令塔のSOジョナサン・セクストン、ハイボール処理の名手・FBロブ・カーニーら主力の名前はない。

ゲーム主将を務めるのは昨年のジャパン選手にも出場したFLリース・ラドック。父は元ウェールズ代表コーチのマイク・ラドックだ。

スクラムは代表53キャップのPRジャック・マグラスが頼もしい。今年6月に先発も務めたNO8ジャック・コナンは、昨年の日本戦にも出場した主力級。

SOジョーイ・カーバリー、FBジョーダン・ラーマー、そして身長193センチの大型WTBジェイコブ・ストックデイルらはみな20代前半。アイルランドの若い才能に注目したい。

またリザーブの身長191センチのSOロス・バーンと、ユーティリティBKのウィル・アディソンは出場すれば代表デビューとなる。

一方のイタリアは、今季シックス・ネーションズでは最下位に終わった。アイルランドには19-56で敗れており、実力差は否めない。両国の通算対戦成績は、アイルランドが24勝4敗で大きくリードしている。

イタリアはまず強固なディフェンスを披露したい。アイルランドの強みのひとつであるスクラムでどれだけ対抗できるかも鍵だろう。

今回のアイルランドは経験の浅いメンバーもいるが、アイルランド選手はみなハードワーカーで堅実。どんな編成でも大崩れしない地力があり、それは主力11人が不在だった昨年6月の日本戦で証明済みだ。

アイルランドはイタリアと対戦後、母国でアルゼンチン、ニュージーランド、アメリカと対戦する。11月17日のニュージーランド戦は現時点での世界1位、2位によるビッグマッチとなり注目が集まる。

イタリアはジャパンが今年6月に対戦し、1勝1敗(●22-25/○34-17)だった相手でもある。そのイタリアに、若手中心のメンバー構成となったアイルランドがどんな戦いを見せるのか。

注目のアイルランド×イタリアは、11月4日(日)午前4:45からJ SPORTS 1で生中継、J SPORTSオンデマンドでLIVE配信される。多くの視点から楽しめる一戦になるだろう。

多羅正崇

多羅 正崇

スポーツジャーナリスト。法政二高-法政大学でラグビー部に所属し、大学1年時にスタンドオフとしてU19日本代表候補に選出。法政大学大学院日本文学専攻卒。「Number」「ジェイ・スポーツ」「ラグビーマガジン」等に記事を寄稿.。スポーツにおけるハラスメントゼロを目的とした一般社団法人「スポーツハラスメントZERO協会」で理事を務める。

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