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ついに開幕した2018関西大学ラグビーAリーグ。この日、立命館大学は2戦目を迎えた。相手は今年4年ぶりにAリーグ復帰を果たした大阪体育大学。大学選手権ベスト8という目標に向け、好発進した立命館は2戦目も白星で飾った。
秋晴れの中行われた大体大戦。終わってみれば、71-12というスコアで立命館の圧勝だった。前半からFW(フォワード)陣がチャンスを作り、得点を重ねた。
主将の古川聖人(済4)は「ベスト8に向けて自信のつく一戦になった。自分たちのやりたいことがしっかりできた」と振り返った。
立命館が流れを作るきっかけとなったプレーは、前半にあった。前半2分にゴール前5mのラインアウトから押し切り、HO(フッカー)の山口達也(スポ4)がトライ。
このまま、立命館の流れになるかと思われた。しかし、その後細かいペナルティを取られ、自陣にまで押し戻されてしまう。
トライされるかに思われたが、前半の18分、SH(スクラムハーフ)の平尾剛士(スポ1)からのパスを受けたLO(ロック)の小島佑太(済4)が、トライをあげる。
このプレーを機にトライを重ね、立命館は前半を38-0で終えた。小島はこの日3トライをマーク、マン・オブ・ザ・マッチにも選ばれ、「今日は自分の中で乗っているなと思った。気持ちよかった」とはにかんで答えてくれた。
後半も得点を重ね、大体大の攻撃を封じる立命館。0点に抑えるかと思われたが、大体大も意地を見せ、2つのトライを決める。
このトライについて古川は、「0点に抑えられたらよかった、けれど自分たちのプレーに自信が持てた。次の関大戦に向けしっかり調整して臨みたい」と語った。
中林監督は「点差ほど勢いをつけることができなかったが、セットプレーなどチームとしてこだわってきたことができたのでよかった」と振り返った。
2週間後の関西大学戦。昨年は開幕3連敗からスタートしたが、今年は開幕3連勝を決められるかの大事な一戦。見事勝利を収めてほしい。
文:須永みはる/撮影:森日向子(立命スポーツ)
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