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ラグビー コラム 2018年10月12日

古豪復活に燃える同志社、関西王者・天理に挑む。ラグビー関西大学リーグ

ラグビーレポート by 同志社スポーツアトム編集局
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モールを組む同志社と天理(春季トーナメント)

10月14日(日)14時より天理親里グラウンド(奈良県)にて、関西大学Aリーグ第2節、同志社大学vs.天理大学が行われる。昨年の結果から2戦目にしてこの組み合わせとなり、序盤から注目の試合が続く。

過去5年の関西リーグでの対戦戦績は3勝2敗。2013年から2015年までは同志社が勝利し、2016年と2017年は天理が勝利。近年は天理に軍配が上がっている。

今年の春季トーナメントでは決勝戦で対決し、17-45で同志社が敗れている。スクラムでは互角に戦い、同志社が天理から反則を奪う場面もあるなどむしろ優勢に立つ時もあった。

しかし、自分たちのミスで得点のチャンスを逃した同志社が、確実なアタックを繰り返す天理に突き放される形となった。

天理は2012~14年に関西リーグ3連覇を果たしたが、翌2013年は関西6位、2014年は関西4位と苦節の年を味わった。這い上がった天理は今年、2度目の関西リーグ3連覇を狙う。

夏合宿では明治大学に勝利しており、全国10連覇を目指す帝京大学に対しては僅か2点差に迫った。開幕戦の大阪体育大学との試合では、100点以上の差をつけ快勝。関西王者の格を示している。

今年から外国人留学生の出場枠が3枠に増え、アタック、ディフェンスともに、さらに強さを増していく。注目はNO8(ナンバーエイト)ファウルア・マキシと、CTB(センター)シオサイア・フィフィタだ。

彼らの100kgを超える体格を生かしたアタックは最大の脅威だ。そして、王者・天理の司令塔であるSO(スタンドオフ)松永拓郎から繰り出される多彩なキックで攻撃の幅をさらに広げていく。

天理のアタックに対して同志社のディフェンスも負けてはいない。LO(ロック)堀部、平澤だけでなくFL(フランカー)松野、嶋崎と高身長が並ぶ。特に嶋崎のタックルは昨年からも光るものがあり期待だ。

ゲインする山本翔

FW(フォワード)だけでなくWTB(ウイング)山本雄やFB(フルバック)山本翔のひたむきに何度も止めに行くしつこさも1つの強みとなってくるだろう。体力の落ちてくる後半で、どこまで失点を抑えられるかがポイントになる。

そして、天理伝統のディフェンスを突破するポイントになるのは主将であるCTB(センター)山口。体格の大きさを感じさせないほどの細やかなステップでディフェンスラインをかわし、そして壊していく。

またCTB永富は的確なキックでチームを動かすとともに自ら突破していく力を持つ。孤立してしまうと一気にターンオーバーされるため、フォローの素早さが勝負を左右してくるだろう。

もう1つの注目はやはりセットプレー。春の試合では「セットプレーでプレッシャーをかけられなかった」(天理主将・島根)と今までよりも同志社が進化しているのが伺える。

春の試合でも先日の京都産業大学との試合でも、自分たちのミスから崩れ失点につながった。大胆なパス回しで同志社の「展開ラグビー」をしながら、いかにミスをなくすか。1つ1つのプレーが点数へと響いていく。

古豪復活に燃える同志社と関西王者の座を簡単に譲るわけにはいかない天理。それぞれのプライドを持った2校が火花を散らす。

同志社大学と天理大学の対戦は10月14日(日)深夜1:30より、J SPORTS 1で放送、J SPORTSオンデマンドで配信される。

文:於保いちこ/写真:安本夏望・上野孝輔(同志社スポーツアトム)

同志社スポーツアトム編集局

同志社スポーツアトム編集局

同志社スポーツアトム編集局は1978年に創刊された同志社大学唯一の体育会機関紙です。年6回の本紙の発行を軸に、号外の発行やHPの管理などをすべて学生の手で行っています。
公式サイト Twitter→@atom_doshisha

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