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負けは許されない一戦だ。明治大学は対抗戦第2戦・日本体育大学戦に31-17に勝利し、開幕から連勝。次なる相手は10月7日(日)に最初のヤマ場・筑波大学戦を迎える。
同じ轍は踏まない。点数には見えない不安が残され、SH(スクラムハーフ)福田健太主将(法4=茗溪学園)が、「試合の収穫は対抗戦2戦目で勝てたという部分だけ」と振り返る前回の日体大戦から1週間。どれだけチームが変われたのか。
明治FW(フォワード)の真価が問われる。今試合でカギとなるのはFW勝負でどれだけ優位に立てるか。試合を追うごとに完成度が増してきたセットプレーは、武器になりつつある。
毎年最大の武器である重戦車スクラムは今年も頼もしい。日体大戦ではマイボールスクラムは、10本すべてを保持するのはもちろんのこと、スクラムからペナルティを誘発しチャンスを作る場面が見られた。
フロントローとして開幕戦から2試合、PR(プロップ)齋藤剣(政経4=農工大)、HO(フッカー)武井日向(商3=国学院栃木)、PR祝原涼介(情コミ4=桐蔭学園)がスタメンで名を連ねている。
特にPRは充実したメンバーだけに熾烈なレギュラー争いに注目だ。不動の4年生2人に加えて活躍が期待されるのは、安昌豪(営3=大阪朝鮮)、笹川大五(政経3= 明大中野)や船木頌介(政経4=秋田工)といった上級生メンバー。
3人が出場した先日の大学ジュニア選手権・帝京大学戦では、「常にプレッシャーをかけることができた」というセットプレーの安定で勝利を手繰り寄せた。
「重戦車」と呼ばれる伝統のFW(フォワード)はケガから復帰したFL(フランカー)井上遼(政経4=報徳学園)がけん引する。1年生のころからメンバー入りを果たし、FWの中心として随所の最前線で戦ってきた井上。
福田主将に引けを取らないリーダーシップは、「チームを引っ張るようになってくれた」と田中澄憲監督も信頼を寄せている。強豪同士の戦いが続くこれからの一番のキーマンと言っても過言ではないだろう。
筑波大は早稲田大学、慶應義塾大学相手に敗れ、開幕連敗中だが決して侮れない相手だ。
昨年度の筑波大戦は試合こそ68-28の大差で勝利をおさめたが、前半は筑波大の堅いディフェンスに阻まれ、21-21と両者一歩も譲らず白熱した試合展開となった。
「ディフェンスで粘ってくるチーム。ペナルティをしてしまうと足をすくわれる」(祝原)と注意すべきところは今年度も変わらない。
また、先日の慶應戦では後半の20分過ぎから連続3トライを挙げるなど、試合を通しての集中力の高さを示した。明治は日体大戦で後半に攻め込まれただけに特に気を引き締めたいところだ。
オール明治の気持ちで筑波大に真っ向勝負を仕掛ける。筑波大のディフェンスに明治のFWがどう攻略するかが、勝敗を分けるカギとなる。
選手層の厚いFWなだけに誰が出場してもパフォーマンスに違いはない。試合を重ねるごとに成長し、右肩上がりのシーズンを過ごすために気持ちよく勝利を収めたい。
明治大学と筑波大学の対戦は、10月7日(日)午後1:50から、J SPORTS 4で生中継、J SPORTSオンデマンドでLIVE配信される。
文/写真:鈴木貴裕(明大スポーツ)
明大スポーツ新聞部
1953年(昭和28年)創部。現在明治大学において唯一の学生新聞部。明治大学体育会43部の競技成績や、学内外の話題を幅広く紙面・WEBサイト上にて掲載、発信。 現在の部員数は56名。
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