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ラグビー コラム 2018年9月27日

同志社、昨季大敗した京産大に雪辱を果たせるか。ラグビー関西大学リーグ

ラグビーレポート by 同志社スポーツアトム編集局
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昨年は京都産業大学に19-73と54点差もの大差で敗れ、3勝4敗で関西リーグ6位に沈んだ同志社。

2年目となる萩井好次監督の指導のもと、能力の高い選手が揃うBK(バックス)と安定したセットプレーのFW(フォワード)とのチームワークで、伝統校の復活を目指す。

春季トーナメント京産大戦

関西大学春季トーナメントでは42-12で京産大へリベンジを果たし、慶應義塾大学との定期戦でも、主将のCTB(センター)山口修平(4年生)が3トライを決めて勝利。ディフェンスで手応えをつかみ、昨年からの成長を感じさせる試合となった。

夏合宿での全15試合の練習試合は全勝し、アタックでの伸びとディフェンスの課題を見つけた。これまでスクラムやディフェンスを課題として秋のリーグに向けて練習に取り組んできたが、徐々に実を結んでいる。

FWは関西選抜に選出された副将のHO(フッカー)平川隼也(4年)を中心にスクラム強化に取り組み、試合の中で修正していく力を身につけた。スクラムを強みとする京産大に対してPR(プロップ)黒澤桂(4年)や田中翔(3年)、栗原勘之(2年)など、幅広い層で対応していく。

ラインアウトでは1年生からスタメン出場を果たしているLO(ロック)堀部直壮に加え、同じ筑紫高校出身であるLO松野泰樹、さらに今年から頭角を現しているLO平澤輝龍(いずれも3年生)と層が厚い。

安定しているラインアウトを強みに、確実にボールをキープしてモールからのトライを狙う。

ディフェンスに関しては、低く相手に突き刺さるFL(フランカー)嶋晴也のタックルは侮れない。また、今年からレギュラー入りしているFL中尾泰星(2年)もしつこく相手に絡み、FLとしてしっかりと役割をこなす。

慶應定期戦でゴールへ駆ける主将CTB山口

同志社「展開ラグビー」の中心となるのは、CTB(センター)山口修平と副将のCTB/SO(スタンドオフ)永富晨太郎、そしてFB(フルバック)安田卓平の4年生トリオだ。

昨年の負傷から復活した山口は183cm、100kgという持ち前のフィジカルを生かした突破力が強み。また、チームが認める永富のラグビー理解度を活用してスペースを作り、多彩な攻撃でトライへとつなげる。

そして、日本代表経験もあり華麗なステップで相手の裏をつく安田の活躍には特に期待だ。要となる3人に加えて、FB山本翔(4年)やWTB(ウィング)江金駿(3年)もスピードと突破力を兼ね備えた注目の選手。相手の脅威となって、相手のディフェンスを絞らせないことが重要だ。

このBK陣を動かしていくSH(スクラムハーフ)を担うのは、素早い展開が魅力の人羅奎太郎(2年)と、自ら突破していく積極性が強みの原田健司(3年)。特に原田はWTBでプレーすることもあり、一人で2つの役割をこなすことができる期待の選手だ。

京産大戦ではFW対FWの一騎打ちがみどころだ。通年の課題として地道に取り組みつづけたスクラムにも注目だが、ゴールライン際でのディフェンスもポイントとなってくるだろう。

後半の体力が落ちてきた時の失点には気をつけたい。簡単にトライを許すことなく、京産大のFWのアタックに対して、同志社のFWがどこまで耐えられるかが勝負となる。

そして、BK陣のスピードと展開力で京産大を突き放し、関西優勝、その先に待つ日本一へ向けた大きな勝利を掴みにいく。

同志社大学と京都産業大学の対戦は、9月30日(日)午後1:53から、J SPORTS 3で生中継、J SPORTSオンデマンドでLIVE配信される。

文:於保いちこ/写真:安本夏望、上野孝輔(同志社スポーツアトム)

同志社スポーツアトム編集局

同志社スポーツアトム編集局

同志社スポーツアトム編集局は1978年に創刊された同志社大学唯一の体育会機関紙です。年6回の本紙の発行を軸に、号外の発行やHPの管理などをすべて学生の手で行っています。
公式サイト Twitter→@atom_doshisha

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