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ラグビー コラム 2018年9月20日

舘ひろしさんがPRキャプテン就任、スペシャルゲストに櫻井翔さん。ラグビーワールドカップ1年前記念イベントレポート

ラグビーレポート by 斉藤 健仁
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9月20日(木)、来年、日本で開催されるラグビーワールドカップのオープニングマッチまでちょうと1年ということで、東京・明治記念館で「1 YEAR TO GO KICK-OFF EVENT ~1年前記念イベント~」が開催された。

ワールドカップの優勝トロフィーである「ウェブ・エリス・カップ」が壇上にある中で、まず、主催者であるラグビーワールドカップ2019組織委員会会長の御手洗冨士夫氏、次に開催国の協会の代表として日本ラグビーフットボール協会会長の岡村正氏、さらにラグビーを国際的に統括するワールドラグビーの会長ビル・ボーモント氏が登壇し、それぞれ挨拶した。

やはり、強調されたのは「英連邦を中心としたラグビーの伝統国ではない国で初めてのワールドカップであり、アジア初のワールドカップ」ということだった。

また、9月19日から(11月12日まで)チケットの一般販売が始まっているが、先行販売は予定よりも多い申し込みもあり、チケット販売は順調だという。ワールドラグビーのボーモント会長も「あと1年で特別な6週間がやってきます。準備は予定通りに進んでおります」と強調した。

ピチョット副会長のキックオフ

その後、スペシャルゲスト「嵐」の櫻井翔さん、ラグビー日本代表を率いるジェイミー・ジョセフHC(ヘッドコーチ)、ラグビーワールドカップ2019アンバサダーの大畑大介氏、ワールドラグビーのCEOのブレッド・ゴスパー氏、ワールドラグビー副会長のアグスティン・ピチョット氏、スポーツ庁長官の鈴木大地氏、東京都知事の小池百合子氏、ラグビーワールドカップ組織委員会の嶋津昭事務総長も登壇した。

そして御手洗氏、岡村氏、ボーモント氏も含めて11人でパスを回し、最後は元アルゼンチン代表SHだったピチョット氏がボールをキック!こうして1部となるラグビーワールドカップ1年前を記念した「KICK OFFアクティビティ」が終了となった。

舘ひろしさんがPRキャプテン就任

さらに2部では嶋津事務総長の挨拶の後、ラグビーを愛する俳優の舘ひろしさんがラグビーワールドカップ2019日本大会の「PRキャプテン」に就任、さらにtwitter(@Tachi_RWC2019)を始めることが発表された。

「PRキャプテン」に就任した舘さんは「2019年に日本でラグビーワールドカップが開催されますが、ラグビーファンとして大変、感激しております。私がラグビーをやっていたのは高校のたった3年間ですが、そのときの学んだ人生哲学や経験、培った友情というものは、今でも自分の人生にすごく影響を与えているような気がします」。

そして、「すばらしいラグビーの魅力を一人でも多くの人に伝えられたらいいなと思います。それが私の使命です」と意気込みを語った。その後、舘さん、櫻井さん、ジョセフHC、大畑氏によるトークセッションが行われた。

意気込みを語るジョセフHC

ジョセフHCは「ワールドカップの目標はトップ8に入ることです。まだ1年ありますが、そこまで押し上げたい。今年の6月のイタリア代表戦、ジョージア代表戦で、ポテンシャルを発揮することができた。次のチャレンジは(11月の)オールブラックスとイングランド代表戦です。いい準備になります」。

そして、(ワールドカップの開幕戦で対戦する)「ロシア代表とは11月(24日)にも対戦します。不明なところも多いが、じっくり研究したい」と、1年後の本番よりも、まずは11月のテストマッチシリーズに向けた思いを熱く語った。

選手としてワールドカップに出場した経験のある大畑氏は「ワールドカップはラグビーにおいての世界最高峰の戦いで、選手にとってもすごく大きな意味を持ちます。強豪国以外で行われる、そしてアジア初のワールドカップです。ラグビーがグローバルなスポーツになるか大事なポイントになります」。

また。「日本代表の躍進を支えるのは大会の一部となる、支えるファンだと思います。9月19日からチケットの一般販売が始まっています」と元日本代表選手として、そしてラグビーワールドカップのアンバサダーとしてコメントした。

また、嵐のメンバーと6月の日本代表戦を見ていたという櫻井さんは「憧れの日本代表のジョセフHCと大畑さんと登壇できて嬉しく思います。僕も一ラグビーファンとしてもワールドカップがとても楽しみです」。

そして、「ラグビーに興味がなかった人が一人でも多く興味が持ってもらえる一助になれればと思います。是非、競技場にも足をお運びください」と、スペシャルサポーターとして1年後に開幕するラグビーワールドカップをアピールした。

こうして、ラグビーワールドカップ2019日本大会の1年前記念イベントが終了した。開幕戦まで残りは365日、ジョセフHCの下、ラグビー日本代表の強化がなされていくとともに、開催12都市も含めて、徐々に大会に向けた気運が高まっていくはずだ。

斉藤健仁

斉藤 健仁

スポーツライター。1975年生まれ、千葉県柏市育ち。ラグビーと欧州サッカーを中心に取材・執筆。エディー・ジャパン全試合を現地で取材!ラグビー専門WEBマガジン「Rugby Japan 365」「高校生スポーツ」の記者も務める。学生時代に水泳、サッカー、テニス、ラグビー、スカッシュを経験。「エディー・ジョーンズ 4年間の軌跡」(ベースボール・マガジン社)、「ラグビー日本代表1301日間の回顧録」(カンゼン)など著書多数。≫Twitterアカウント

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