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ラグビー コラム 2018年9月14日

大東文化大学、「ボールアクティブ」と「油断しない」をキーワードにリーグ戦2連覇と大学日本一を目指す

ラグビーレポート by スポーツ大東編集部
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春はゲームキャプテンを務めた湯川副主将

9月16日(日)より開幕する関東大学ラグビーリーグ戦1部。モスグリーンジャージの大東文化大学は、昨年のリーグ戦で22年ぶり8度目の優勝を成し遂げた。

今年の大東文化は、FW(フォワード)とBK(バックス)が一体となった『ボールをアクティブに動かすラグビー』で、リーグ戦2連覇と24年ぶりの大学選手権優勝を狙う。

昨年からの強みであるFWのスクラムは今年も健在だ。古畑翔(スポ科4=大阪桐蔭)と藤井大喜(社経3=黒沢尻工業)の強力な両PR(プロップ)に加え、膝のケガから癒えた平田快笙主将(環境4=大東大一)が、8月15日に行われた夏合宿での早稲田大学戦で満を持して復帰。

FW第2列、第3列も豊富にメンバーをそろえる。LO(ロック)では、こちらも肩のケガから復帰した力強い前へのアタックが魅力の佐々木剛(社経3=八戸西)と、豊富な運動量とテクニックを兼ね備える服部鋼亮(環境3=中部大春日丘)がポジションを争う。

FL(フランカー)は湯川純平副主将(現経4=御所実業)と浅沼樹羅(社経4=三本木農業)の4年生コンビ以外にも、湯川副主将が「試合の流れを変えられるタックルが出来る」と評価する篠原大政(スポ科3=国学院栃木)にも注目してみたい。

そして、NO8(ナンバーエイト)にアマト・ファカタヴァ(外英4=ティマルボーイズ高)を据えたFW陣は、間違いなく大学屈指の破壊力を誇るだろう。

BKにも強力な選手をそろえる。春季大会の帝京大学戦で負傷離脱したSH(スクラムハーフ)南昂伸(社経2=御所実業)は、平田主将や佐々木と同じく夏合宿で実践復帰した。

そして、SO(スタンドオフ)とFB(フルバック)どちらでもプレーが出来る大矢雄太副主将(環境4=中部大春日丘)と鈴木匠(スポ科2=札幌山の手)が、南とともにアタックの司令塔を担うこととなる。

両WTB(ウィング)は、どちらも信頼の置けるフィニッシャーだ。左WTBの土橋永卓(環境4=秋田中央)は、170cmと小柄ながらも強靭な肉体と快足を持ち合わせている。

昨年の東海大学戦、日本代表にも選出された野口竜司(現パナソニック)をステップで抜き去り、先制トライを挙げたシーンが記憶に新しい人もいるはずだ。

注目ルーキーの朝倉

そして、右WTBにはルーキー朝倉健裕(スポ科1=御所実業)。抜群のトライへの嗅覚で、春季大会では1年生ながらチーム最多の6トライを挙げた。CTB(センター)のシオペ・ロロ・タヴォ(外英2=ウェズリーカレッジ)も、BKのインパクトプレーヤーとして相手の脅威となることは間違いない。

青柳勝彦監督は、これから連戦を戦う上で「油断しない」という言葉を何度も口にしている。

というのも、大東文化が最後に大学日本一となった1994年度には、当時大学3年生だった青柳監督をはじめ、下級生に主力が多く残っていた。だが、その翌年度はその主力が多く負傷離脱したこともあり、大学選手権でまさかの1回戦敗退を喫してしまった。

油断と慢心はケガにつながる。監督自身の実体験と春季大会で相次いだ主力の負傷離脱を考えれば、リーグ戦や選手権でもそこが重要なポイントとなるだろう。

「今の大東は、ここ数年ではチームとして一番いいと思うね」。かつて、監督として大学日本一を3回経験した鏡保幸特別顧問は、今年のチームを見てそう話した。

リーグ戦2連覇と大学日本一へ向けて、メンバーは揃った。あとは自分たちのスタイルを貫き油断せず一戦一戦を戦うことが、9月16日の専修大学戦から始まるシーズンを勝ち抜いていくポイントとなる。

大東文化大学と専修大学の対戦は、9月16日(日)午後0:25からJ SPORTSオンデマンドでLIVE配信される。

文/写真:姜亨起(スポーツ大東)

スポーツ大東編集部

スポーツ大東編集部

1967年創刊。大東文化大学体育連合会所属。ラグビー部や陸上競技部、テコンドー部など国内外で活躍する「大東スポーツ」を、年4回の新聞発行やブログ、Twitterで学生たち自ら情報を発信する。現在活動している部員数は14名。随時部員募集中。
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