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ラグビー コラム 2018年5月11日

明治、帝京と東海を撃破。初優勝へ突き進む。ラグビー関東大学春季大会

ラグビーレポート by 明大スポーツ新聞部
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前節の東海大学戦ではトライを量産し、圧倒した明治。第3戦は、5月13日(日)静岡県草薙競技場にて流通経済大学と対決する。

東海大戦でマルチな才能をみせた齊藤大

昨年度の関東大学春季大会ではダブルスコアで圧勝を収めた。明治は今季、帝京大学、東海大と強豪相手に連勝中。流れもそのままに、流経大にも快勝したいところ。初優勝へ負けは許されない。

流経大の強みのFW(フォワード)に真っ向勝負だ。明治は先日行われた帝京大戦で、スクラムでのターンオーバーを連発するなどFWの調子は上向き。

PR(プロップ)吉岡大貴(農4=日向)は「スクラムについては譲れないところがある」と明治のおはこに自信を持つ。春に鍛えあげたフィットネスは早くも成果が現れ始めている。流経大戦でも明治大重戦車がスクラムから試合を支配したい。

課題は勝利への執念だ。東海大戦では、前半に大量リードとしたが、後半に入るとその勢いは見えなくなった。「後半の失点が多すぎた」とSH(スクラムハーフ)福田健太主将(法4=茗渓学園)も反省。

昨年度の大学選手権決勝では後半に逆転を許し、1点に泣いている。最後のホイッスルが鳴るまで集中力を持続させ、80分間の勝負に臨みたい。

「80分間集中を切らさず、相手に圧をかけ続けるのがSHの役目」と福田健。強気なキャプテンシーでチームを勝利に導く。前節の東海大戦では自らキックで浮かせたボールを再び確保し、インゴールに押さえ込む場面も見られた。

自ら仕掛けて勝負すべきか、周囲を生かしたチャンスメークを試みるべきか。2歩、3歩先を読んだ状況判断を瞬時に下すためには、全体を見る余裕が常に求められる。福田健は主将として、そして9番として誰よりも頼りになる存在となっている。

世界を相手に快足をとばす山村

流経大戦は盤石な布陣で臨む。前節はニュージーランド学生代表戦の選抜メンバーとして抜けていたHO(フッカー)武井日向(商3=国学院栃木)やWTB(ウイング)山村知也(営3=報徳学園)などが、また一つ成長してチームに加わった。

特に山村は関東学生代表vs.ニュージーランド学生代表戦で、先制トライを挙げるなど、堂々とした活躍を見せている。トライゲッターとしてその快速に期待したい。

流経大戦での注目選手はCTB(センター)齊藤大朗(商2=桐蔭学園)。東海大戦では大量62得点の口火を切った技ありトライを生み出した。BK(バックス)の展開からパスフェイントでスペースを見つけ出し、敵を置き去りにした。

この試合ではプレースキッカーも務めた齊藤大はマルチな才能もアピールした。昨年度はエース梶村祐介(現サントリーサンゴリアス)が守ってきたCTBのポジション。今季はその重要な役目を齊藤大が担う。

プレッシャーもあるが、「もっと積極的にボールをもらって自分の強みであるボールキャリーをたくさんしていきたい」。試合を前に気合いも十分だ。齊藤大の活躍が明治に勝利をもたらす。

関東大学春季大会も3戦目、折り返しを迎えている。明治はこれまで同大会での優勝経験はない。絶対王者・帝京大を倒し、優勝候補筆頭としてこのまま悲願達成へ期待が高まっている。最後に笑うのは明治だ。

明治大学と流通経済大学の試合は、5月13日(日)午後2:00から、J SPORTSオンデマンドでLIVE配信される。

文:東後太一 写真:木村優美(明大スポーツ)

代替画像

明大スポーツ新聞部

1953年(昭和28年)創部。現在明治大学において唯一の学生新聞部。明治大学体育会43部の競技成績や、学内外の話題を幅広く紙面・WEBサイト上にて掲載、発信。 現在の部員数は56名。

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