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モーター スポーツ コラム 2024年5月28日

2024年WRC第6戦ラリー・イタリア・サルディニア プレビュー 個性の強い7戦連続のグラベル

Mr.フクイのものしり長者 de WRC ! by 福井 敏雄
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グラベル戦が続くWRC世界ラリー選手権。

前戦ポルトガルを含め、これから9月末までそれぞれ個性の強いグラベル7連戦となります。

本年から採用されたポイントシステムは、ポルトガルでも悪戯をして優勝のオジェは25ptに対し2位のタナクは26pt、3位のヌーヴィル24ptと優勝の重みが全く感じられない状況になりました。新ポイントシステムに対する批判はこれからも出てくるでしょう。

ラリー・イタリアは、1928年にFlowerラリーとして本土のサンレモをベースとして開催された歴史の長いイベントで1973年のWRC発足以来のメンバーです。欧州のバカンスと開催時期が重なり、ラリーによる交通渋滞が起きていたことから2004年より地中海最大の島であるサルディニアに移転しました。なおサンレモ時代の路面はミックスでした。

サルディニアに移った最初の2004年の優勝者は、スバルのソルベルグでした。歴代の優勝者はローブとオジェが4回、ヌーヴィル3勝、ソルドとタナクがそれぞれ2勝。直近5年間ではヒョンデが4勝と圧倒的優位です。

サルディニアの路面は、サファリやアクロポリス並みの悪路。だいたいソフト路面でSS先行スターターが不利と考えられていますが、後発ドライバーは先行車が撒き散らした石ころに悩まされることになります。ミッキージャンプと言われる周期の短い連続ジャンプやウオーター・スプラッシュもあります。このような悪路ラリーにも関わらず3日ともに中間サービスが設けられていません。(タイヤ交換サービスはあります)

新ポイントシステムによる争いは、ヌーヴィル110pt、エヴァンス86 pt、タナク79 pt、

フルモー71 pt、オジェ70 pt、勝田49 pt、ロヴァンペラ36 ptの順になっています。メーカーポイントではヒョンデ219 pt、トヨタ215 pt、フォード110 ptとなっています。

今回のメーカーエントリーは、トヨタが歴代5勝目を狙うオジェに加えエヴァンスと勝田の3台体制。ヒョンデはヌーヴィル、タナク、ソルドの3台。フォードは好調フルモーとミュンスターの2台です。

サルディニアラリーのコース設計は、競技のコンパクト化で知られていて全コースの中でSSの占める割合が3日間平均で25.89%、初日は30.5%と非常に高いのが特徴的です。次から次へとやってくるSS、それに加え中間サービスなしの3日間となります。

ラリー概要は次の通りです。

  SS本数   SS km  Liaison km  Total km
Day 1 (5/31) 4 77.82 km 177.43 km 255.25 km
Day 2 (6/1) 8 149.00 km 431.34 km 580.34 km
Day 3 (6/2) 4 39.30 km 153.01 km 192.31 km
Total 16 266.12 km 761.78 km 1027.90 km

文:福井 敏雄

福井 敏雄

福井 敏雄

1960年代から欧州トヨタの輸出部員としてブリュッセルに駐在。1968年、トヨタ初参戦となったモンテカルロからラリー活動をサポート。トヨタ・モータースポーツ部のラリー担当部長、TTE(トヨタ・チーム・ヨーロッパ)副社長を歴任し、1995年までのトヨタのWRC圧勝劇を実現させた。

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