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モーター スポーツ コラム 2024年4月26日

中山雄一選手(No.39 DENSO KOBELCO SARD GR Supra)「何回か危ないシチュエーションがあって、そのたびに心拍数が上がった」 | SUPER GT 2024 第1戦 岡山【SUPER GT あの瞬間】

SUPER GT あの瞬間 by 島村 元子
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── いろんなミッションに挑みながら、見事防戦をやり遂げたと思います。チームとしていいスタートを切れただけに、やはり意識するのは、2020年以来となる優勝ではないでしょうか。今シーズン、どういう戦いをしていきたいですか?

中山:決勝の50周があっという間ではなかったんですけど、ずーっとうしろを見ながら、押さえながらっていうことをやっていたら、気づくと残り2周だったんですよ。(ラップタイムで)自分よりちょっと速いときがある相手をずっと押さえ切ったという感じだったので、なんか自分が速かったという気持ちはなかったんです。だから、2位ではあったんですけど、心境としてはもっともっと下の順位を走っていたような気持ちで終わったんですよね。36号車が優勝したのを目の前で見ているし、嬉しいというよりどちらかといえば悔しいという気持ちだったんです。でも、いざピットに帰ってみると、「よく押さえ切った!」って、メカニックも監督もチーム代表も、あとはスポンサーさんもみんな大喜びしてて。本当に多くのスポンサーさんが開幕戦から足を運んでくださって、スポンサーさんたちがレース後に本当に笑顔でみんなでハイタッチして……すごく一体感が生まれたんですね。結果を出すってことは、チームを取り巻くみんなの気持ちが本当にポジティブになるし、そういった意味では今年戦っていく上でいいレースになったと思います。「ここで勝ってしまうと、これ以上伸びるのに糧となるものがないな」、なんていう風にプラスに考えてました。

36号車が強い戦いをしたのはみんな知ってるし、そこに迫るレースができたことを、チーム、スポンサーのみんながわかってくれたと思います。あとは、ここからあと7戦かけて36号車をどうやって攻略していくのか。まだまだ岡山が終わったばっかりですが、鈴鹿とかオートポリスとか、もっとテクニカルなコースがあるし、そこで(ニッサンの)Zとかシビックがどんな戦いしてくるのかもわからない。なので、もっともっと上を目指していかなきゃいけないし、そういう意味でも2位っていうのは、“勝って兜の緒を締めよ”っていう……勝ってるわけじゃないんですけど(笑)、緒を締めなきゃいけない感じがすごく強いと思うので、この悔しい思いを残り7戦にぶつけていきます。初戦を勝ったチームは、チャンピオンを獲る確率が低いっていうのがSUPER GTにはあるので、そのジンクスにあやかれるような、一番いい順位で終われたんじゃないかな。そんなポジティブな気持ちで、シリーズを戦っていきたいなと思います。

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