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大成功の東京大会!次は初登場のパーマネントサーキット | FIA フォーミュラE世界選手権 2024 第6・7戦 ミサノ プレビュー
モータースポーツコラム by 辻野 ヒロシ4輪のメジャーイベントとしてはGTワールドチャレンジ・ヨーロッパが開催されているくらいで、F1の開催歴は皆無。過去の開催レースを見てみても、DTM(ドイツツーリングカー選手権)が2018年〜19年に開催されたくらいで、FIA F2やF3といったF1直下のピラミッドにあるカテゴリーの開催は、ごく僅かしかありません。やはり2輪がメインのコースと言えるでしょう。
MotoGP(サンマリノGP)で使われるコースは1周4.2kmありますが、今回「フォーミュラE」で使用されるコースは特設ショートコースとなる1周3.4kmのレイアウトを使用します。クランク状になった本来のターン1、2で折り返し、ターン3から6を使用しないコースとなります。また本来のターン11は高速コーナーですが、ここにシケインが設けられ、コーナーの数は全部で14のレイアウトです。
レイアウトの3分の2が同じであるため、多少なりともコースを知っているドライバーが練習の少ない「フォーミュラE」では有利そうな気がするのですが、ここでレース経験があるドライバーは実は結構居ます。それは2018年、19年のDTMに出ていたドライバーたちです。
ロビン・フラインス(エンヴィジョン)、ニコ・ミュラー(アプトクプラ)、エドアルド・モルタラ(マヒンドラ)、パスカル・ウェーレイン(ポルシェ)、ジェイク・デニス(アンドレッティ)らがDTMでミサノを経験。2018年のDTMと同時開催されたユーロF3のレースではダン・ティクトゥム(ERT)、サッシャ・フェネストラズ(ニッサン)もミサノでレースをしていました。
ロビン・フラインス(エンヴィジョン)はDTM(Class 1規定車両)のコースレコードを持っていたり、エドアルド・モルタラ(マヒンドラ)が2018年に2連続表彰台を獲得、2019年のDTM(FIA GT3改)ではニコ・ミュラー(アプトクプラ)が優勝。ジェイク・ヒューズ(マクラーレン)もジュニアフォーミュラ時代にコースレコードを記録しているようです。
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