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モーター スポーツ コラム 2024年3月8日

2024スーパーフォーミュラ開幕戦プレビュー|実質“冬の鈴鹿”で迎える開幕戦で勢力図が変わるか? 注目のJuju、デビュー戦での課題は?

モータースポーツコラム by 吉田 知弘
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そうするとタイヤへの負担増が連想され、スティントの後半が苦しくなることも予想される。昨年からスーパーフォーミュラに導入された横浜ゴムのサスティナブル素材を一部使用したタイヤは、うまくコントロールしないと後半になってペースが落ちることもあるため、レース中の走らせ方も重要な要素となってくる。

そこはJujuも「本当はロングランもやりたかったですけど、今回(開幕前テスト)はドライで走れる時間が少なくて、ロングランのテストをやるよりも、他のことを優先したところはありました。それも含めて、もう少し時間がほしかったなと思います」と、決勝レース想定のテストが十分にできていないという課題はわかっている様子だ。

いずれにしても、この開幕戦で彼女の“現時点でのポテンシャル”が明確になるため、日曜日の決勝レース(31周)が未知な部分との闘いになるのかもしれないが、最後まで走り切ってもらいたいところだ。

スーパーフォーミュラは“結果が全て”と言っても過言ではないほどシビアな世界。良い結果を残れば次のチャンスが巡ってくる一方、数シーズン参戦しても結果が残らなかった時は、ドライバーとしての評価を下げてしまうこともある。

スーパーフォーミュラを運営する日本レースプロモーションが今年強調している“イコールコンディション”でのレースだからこそ、ドライバーは言い訳ができない。それが挑戦する気持ちを掻き立てる魅力であり、生き残っていく難しさでもある。

果たして、2024年の開幕戦で“最高な結果”を残すのは誰なのか…ぜひ、ご注目いただきたい。

※追加情報※

今週末、現地でのレース観戦を予定されているファンの皆様。鈴鹿サーキットは風が吹くと気温以上に冷えるのと、風邪を防げる場所が意外と少ないため、防寒対策を徹底していただきたい。

あと、この時期は花粉の量も多いため、花粉症の方は対策をお忘れなく。

J SPORTS オンデマンド番組情報

文:吉田 知弘

吉田 知弘

吉田 知弘

幼少の頃から父親の影響でF1をはじめ国内外のモータースポーツに興味を持ち始め、その魅力を多くの人に伝えるべく、モータースポーツジャーナリストになることを決断。大学卒業後から執筆活動をスタートし、2011年からレース現場での取材を開始。現在ではスーパーGT、スーパーフォーミュラ、スーパー耐久、全日本F3選手権など国内レースを中心に年間20戦以上を現地取材。webメディアを中心にニュース記事やインタビュー記事、コラム等を掲載している。日本モータースポーツ記者会会員。石川県出身 1984年生まれ

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