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モーター スポーツ コラム 2024年3月8日

2024スーパーフォーミュラ開幕戦プレビュー|実質“冬の鈴鹿”で迎える開幕戦で勢力図が変わるか? 注目のJuju、デビュー戦での課題は?

モータースポーツコラム by 吉田 知弘
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ルーキーテストの結果で俄然今期への期待が高まったのだが、スーパーフォーミュラはそう簡単にうまくいかないカテゴリーであることも事実だ。

2月の公式合同テストではウエットコンディションとなった1日目は2度のコースオフを喫した。さらに2日目午後のセッションでは、ピットアウト直後でタイヤが冷えている状況下でコントロールを失い、立体交差下のガードレールにクラッシュした。総合結果ではトップから3.6秒差と昨年のテストより差が広がってしまった。

本人も今は学びの段階と理解しており「ひとつずつ成長していきたい」と語っている。今後に期待したいところはあるものの、開幕戦に関しては厳しい結果が待ち構えているのではないかと思う。

あくまで筆者の見解ではあるが、デビュー戦に向けて課題として残ってしまっている項目がある。それが“決勝レースを想定したロングランのテストがほとんど出来ていない”ということだ。

昨年12月のテストを含めて全ラップタイムデータを振り返ると、1周のタイムを出しに行く“ショートラン”と呼ばれる走行が比較的多かった印象だ。

とはいえ、昨年12月のテスト初日には10周程度の連続走行を2~3度やっている。おそらく初めて乗るスーパーフォーミュラのマシンを知るための習熟走行がメインだったと思われる。ただ、決勝レースでは他車とバトルをしながら、タイヤのマネジメントや安定したペースを維持するなど、色々な要素が求められる。2月の開幕前テストが1日雨に見舞われたこともあって、その辺の経験を十分に積むことができなかった。

Juju(TGM GrandPrix)

これが、今週末のデビュー戦でどう影響するのか……あくまで外から見た見解ではあるが、スーパーフォーミュラの公式アプリ『SFgo』での彼女のオンボード映像を見ていると、開幕前テストでは他のドライバーよりもステアリングを切る量が少し多いように感じられた。特に逆バンクとデグナー2つ目でその傾向が顕著に出ていた印象だ。

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