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モーター スポーツ コラム 2023年10月20日

2023“SF鈴鹿決戦”チャンピオン候補1|宮田莉朋 ~遠回りしながらも、自信を深めてきた日々~

モータースポーツコラム by 吉田 知弘
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宮田莉朋

いよいよ10月28日・29日に開催が迫った全日本スーパーフォーミュラ選手権の鈴鹿大会。今回は28日(土)に第8戦、29日(日)に第9戦が行われる2レース制フォーマットで実施される。

今シーズンからJ SPORTS以外にもABEMA TVで決勝レースの全戦生中継が始まった他、日向坂46の富田鈴花さんがMCを務める情報番組なども盛り上がっているなど、例年以上に多くの方が国内トップフォーミュラを観るようになっている印象だ。

その中で始まるSF2023年シーズンFinalとなる “鈴鹿決戦”。注目のドライバーズチャンピオン争いは、宮田莉朋(VANTELIN TEAM TOM’S)、リアム・ローソン(TEAM MUGEN)、野尻智紀(TEAM MUGEN)の3人が有力候補となっている。

その中で、第7戦もてぎを終えて94ポイントでランキング首位につけている宮田は、第3戦鈴鹿での初優勝を皮切りに勢いに乗っている印象。坪井翔とコンビを組んで参戦するSUPER GTでもチャンピオン争いに加わる活躍を見せている。

SUPER GT第7戦オートポリスでは見事な逆転優勝を果たした。

さらに今年6月にはTGR-WECチャレンジドライバーに選出され、ルマン24時間レースに帯同。9月のWEC富士6時間では代役としてLMGTE Amクラスに参戦し、クラス表彰台を獲得する活躍を見せた。

すっかり、トヨタ陣営を代表するエースドライバーとして定着し、徐々に活躍の場を日本から世界に広げつつある宮田。だが、彼のレースキャリアを振り返ると決して順風満帆だったということはなく、時には屈辱を味わい、苦悩する日々も経験してきた。

ただ、それらを自らの力と自信に変え、日本最速の座に王手をかけるまでに成長してきた。

元F1ドライバーで、現在はSUPER GTのTGR TEAM ENEOS ROOKIEでチーム監督を務める高木虎之介氏が率いるカートチームに入り、メキメキと腕を磨いた宮田。2015年に4輪レースデビューを果たすと2016年にはFIA-F4シリーズチャンピオンを獲得した。2017年には角田裕毅、大湯都史樹、笹原右京など強力なドライバーたちが参戦するなかで2年連続のチャンピオンを獲得。前年王者が翌年もFIA-F4に参戦するという異例の体制とはなったが、しっかりと結果を残した。

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