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モーター スポーツ コラム 2023年10月1日

バウティスタ逃げ切れるか?ラズガットリオグルが47点差に迫る | FIM スーパーバイク世界選手権2023 第11戦 ポルティマオ プレビュー

モータースポーツコラム by 辻野 ヒロシ
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そんな中、ハイスピードかつ起伏に富んだポルティマオのアルガルヴェ・インターナショナルサーキットを得意とするのがトプラク・ラズガットリオグル(ヤマハ)。チャンピオンを獲得した2021年はポールポジションを取り、レース1で優勝。2022年もレース1とスーパーポールレースで優勝と彼と相性の良いコースです。一方のアルバロ・バウティスタ(ドゥカティ)も2回優勝経験がありますから、彼にとっても相性は良いと言えるでしょう。両者ともに得意という、まさにチャンピオン争いの主導権をどちらが取るのかがかかったレースに相応しい舞台です。

チャンピオン獲得の条件としてはアルバロ・バウティスタ(ドゥカティ)が3連勝の場合、トプラク・ラズガットリオグル(ヤマハ)が全て2位ならチャンピオンは最終戦に持ち越しです。しかし、仮にバウティスタ3連勝で、ラズガットリオグルがレース1、レース2で3位になってしまうとチャンピオンがポルティマオで決定となります。ラズガットリオグルにとっては誰かが2位に入ってくると厄介なことになるわけです。

前戦・アラゴンではバウティスタのチームメイト、マイケル・ルーベン・リナルディ(ドゥカティ)がレース1で優勝したり、レース2で表彰台に昇ったりとドゥカティワークスからの放出が決まっても、バウティスタをしっかり援護射撃してくれました。今回のレースでもリナルディのパフォーマンスは大きなキーとなるはずです。

リナルディは現状、来季のシートが決まっていない状態ですが、ホンダ移籍の話があるようです。ホンダは来季もイケル・レクオーナ(ホンダ)とチャビ・ビエルゲ(ホンダ)のラインナップ継続を考えているようですが、MotoGP王者のマルク・マルケスがグレシーニ・ドゥカティへ移籍する噂がまことしやかに語られており、それが決まれば、イケル・レクオーナ(ホンダ)がMotoGPへ転向すると考えられています。そこで空いたシートにマイケル・ルーベン・リナルディ(ドゥカティ)が加わるという話なのですが、全てはマルケスの去就次第のようです。ストーブリーグはMotoGPの移籍事情、シート争いの影響を受けながら、日々変化していくことになるでしょう。

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