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モーター スポーツ コラム 2023年10月1日

ドゥカティのブレガがチャンピオンに王手! | FIM スーパースポーツ世界選手権2023 第11戦 ポルティマオ プレビュー

モータースポーツコラム by 辻野 ヒロシ
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今シーズン、この2人以外で優勝を飾ったライダーはカン・オンジュ(カワサキ)、フェデリコ・カリカスロ(ドゥカティ)、バハティン・ソフォーグル(MVアグスタ)、タラン・マッケンジー(ホンダ)の4人だけ。一見、トライアンフを除いてどのメーカーも勝っているように見えますが、天候などのコンディション変化がないと、ブレガ、マンジー以外のライダーが勝つことはなかなかない状況です。ランキング3位のマーセル・シュロッター(MVアグスタ)ですら優勝できていないのです。

来季以降の契約も含めてストーブリーグが熱くなる時期ですから、各ライダーがいかにインパクトある走りを見せられるかも残り2戦の注目です。

ポルトガルのアルガルヴェ・インターナショナルサーキットは2020年からMotoGPも開催しているコース。コロナ禍の2020年、2021年はF1を開催したこともあるコースです。ハイスピードでアップダウンのある約4.6kmのコースに慣れているライダーもいれば、そうでないライダーもいます。ブレガは昨年のレースでも苦戦していましたし、Moto2時代には2レースともリタイアでした。

ただ、ステファノ・マンジー(ヤマハ)はここで昨年、WSSPの初優勝を飾っています(当時はトランアンフ)。そういう意味ではマンジーのパフォーマンスは要注目でしょう。ランキング3位のマーセル・シュロッター(MVアグスタ)は昨年のMoto2でシーズンベストリザルトの4位をマークしていますから、そろそろ彼のWSSP初優勝にも期待したいところです。

日本人ライダーも苦戦中。岡谷は前戦・アラゴンでは2レース連続で24位と不甲斐ない結果に。阿部は予選落ちも喫してしまいました。厳しい戦いが続く日本人ライダー2人ですが、シーズン締めくくりとなるレースで、今季ベストの結果を狙って頑張ってもらいましょう。

文:辻野ヒロシ

辻野 ヒロシ

辻野 ヒロシ

1976年 鈴鹿市出身。アメリカ留学後、ラジオDJとして2002年より京都、大阪、名古屋などで活動。並行して2004年から鈴鹿サーキットで場内実況のレースアナウンサーに。
以後、テレビ中継のアナウンサーやリポーターとしても活動し、現在は鈴鹿サーキットの7割以上のレースイベントで実況、MCを行う。ジャーナリストとしてもWEB媒体を中心に執筆。海外のF1グランプリやマカオF3など海外取材も行っている。

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