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モーター スポーツ コラム 2023年9月9日

終盤戦がスタート!ブレガが逃げ切るか、マンジーが追いつくか? | FIM スーパースポーツ世界選手権2023 第9戦 マニクール(フランス) プレビュー

モータースポーツコラム by 辻野 ヒロシ
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そして、ヤマハYZF−R6で参戦の阿部真生騎(ヤマハ)はさらに厳しいレースが続いています。ノリックこと阿部典史さんの息子であることから、ヨーロッパのレースファンにも注目されている阿部真生騎(ヤマハ)ですが、今季は予選落ちが2回、完走も僅かに4レースとなかなか結果に繋がりません。最高位は雨の大波乱となった第8戦・チェコのレース2で記録された22位。阿部は今年の鈴鹿8耐には参戦していないので、約1ヶ月半ぶりのレースということになります。

阿部自体が初のヨーロッパ武者修行という1年になっていますから、走り慣れないコースで厳しい結果になってしまうのは仕方がないことかもしれませんが、WSSPは世界選手権レースですから、学ぶだけの1年にしてはいけない部分もあります。残りのレースで成長を見せ、来季に繋げることが何より重要です。

日本人の活躍も期待したい終盤戦ですが、WSSPのチャンピオン争いはいよいよ佳境に入ってきています。ニッコロ・ブレガ(ドゥカティ)が第8戦・モストのレース1で今季9勝目をマーク。選手権ポイント308点でシリーズをリードしています。ランキング2位のステファノ・マンジー(ヤマハ)=262点とのポイント差は46点に拡大し、終盤戦は大きなマージンを持って残り8レースに挑めることになります。モストのレース2でノーポイントにならなければ、もっとリードを広げられていたのですが。

そんなニッコロ・ブレガ(ドゥカティ)にビッグニュースが届きました。なんと来季はWSBK(FIMスーパーバイク世界選手権)にステップアップし、アルバロ・バウティスタのチームメイトとしてドゥカティワークスチーム「Aruba.it Racing Ducati」から参戦することが決まりました。これは大きなステップアップです。ブレガのテンションはさらに上がっていることでしょう。

さて、前戦・モストのレース2ではレース中に雨が降り出し、すぐに乾くと判断したライダーたちが上位に進出。森脇緑率いる「Petronas MIE Racing」から参戦のタラン・マッケンジー(ホンダ)がドライタイヤでステイアウトし、見事初優勝を飾りました。

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