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モーター スポーツ コラム 2023年8月25日

SUPER GT第5戦プレビュー“鈴鹿のリベンジ”から、2度目の鈴鹿へ

モータースポーツコラム by 吉田 知弘
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連勝を狙うNo.3 Niterra MOTUL Z。

2023SUPER GT“真夏の2連戦”のうちの1つ目であるRd.4富士。決勝レースは、途中に火災アクシデントが2度発生し、赤旗中断もあるなど大波乱となった。さらに台風6号の影響で、レース中に何度も天候が変わる目まぐるしい展開となったなか、GT500クラスではNo.3 Niterra MOTUL Z(千代勝正/高星明誠)が勝利を飾った。

ウェットコンディションとなった終盤でミシュランタイヤの新ウェットタイヤが今回も威力を発揮し、2番手以下に大差をつけての勝利となった。すでに3号車はサクセスウェイトが50kgを超えており、目まぐるしく変化したコンディションが味方した結果となったのだが、彼らにとってRd.4富士での1勝は“大きな意味”を持っていた。

遡ること約3ヶ月前のRd.3鈴鹿。3号車がトップの状態でアクシデントが発生し、レースは途中で終了することとなった。その当時の順位で暫定結果が発行され、暫定表彰式と記者会見も3号車が優勝という形で進行された。

ただ、3号車はレースが途中終了になったことで、450kmレースにおいて義務となっている2回の給油を伴うピットストップを唯一消化できていなかった。これに伴う最終順位をどうするかで、レース後のパドックはバタバタとした。特に今回はフルポイントが与えられる全体の75%を消化していたこともあり、競技結果に対して複数チームが抗議を提出。結果的にNo.19 WedsSport ADVAN Z(国本雄資/阪口晴南)が優勝という形で、レース終了から1週間後に正式結果が出た。

19号車とヨコハマタイヤにとっては7年ぶりの優勝ということで大きな話題となっていたのだが、その傍らで悔し涙をのんだのが3号車陣営だった。

「チャンピオンを獲得するには、やはりラッキーをモノにしないといけません。その点で前回の鈴鹿は僕たちにとってはある意味でラッキーだったと思ったのですが、それは許されなかった。だから今度はもう1回、実力でがんばらないといけないなと思っていました」

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