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モーター スポーツ コラム 2023年6月28日

バウティスタ旋風を誰も止められないのか? | FIM スーパーバイク世界選手権2023 第6戦 ドニントンパーク(イギリス) プレビュー

モータースポーツコラム by 辻野 ヒロシ
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ニューカラーのバウティスタ10連勝!【ハイライト】FIM スーパーバイク世界選手権2023_第5戦 _ミサノ・ワールド・サーキット・マルコ・シモンチェリ(イタリア) レースハイライト

そういう意味ではドニントンで、アルバロ・バウティスタ(ドゥカティ)の脅威となるライバルは例年よりも一人少ないと言えます。特にジョナサン・レイ(カワサキ)はイギリス人ライダーということで、ドニントンパークを得意とするライダーですから、チャンピオン争いという点ではポイント差はかなり大きく(169点も!)開いていますから、心理的には楽な気持ちになるでしょう。

ただ、昨年は予選でポールポジションを獲得し、地元のドニントンでは敵は見当たらない速さを見せていたジョナサン・レイ(カワサキ)。しかしながら、決勝レースではトプラク・ラズガットリオグル(ヤマハ)に完敗してしまいました。

同じイギリス人では昨年、アレックス・ロウズ(カワサキ)が復調の兆しを見せたレースでもありました。昨シーズン初となる3位表彰台を獲得することになりましたが、その後は年間合計4回の表彰台にとどまってしまったのが残念でした。カワサキは今季も苦戦しており、ロウズの表彰台は3位が1回だけ。鈴鹿8耐のワークス参戦を休止してまでWSBKでの活動に集中せざるを得ないシーズンになっています。

鈴鹿8耐という意味ではホンダのイケル・レクオーナ(ホンダ)、シャビ・ビエルゲ(ホンダ)が昨年優勝のホンダワークス「Team HRC」から参戦することが発表されました。鈴鹿8耐4勝の高橋巧とトリオを形成し、鈴鹿8耐の連覇に挑むことになります。

シャビ・ビエルゲ(ホンダ)は鈴鹿8耐に初出場。昨年もテストで鈴鹿は走りましたが、残念ながら正ライダーには選ばれませんでした。しかし、今季のビエルゲは第2戦・インドネシアで3位表彰台を獲得し、コンスタントにシングルポジションでフィニッシュを続けており、その安定感に評価が高まっています。

MotoGPでも厳しい戦いが続いているホンダだけに、市販車ベースのワークスマシンを投入する鈴鹿8耐は是が非でも勝たなくてはならない状況。そんな中でグランプリから転向してきた若手ライダー2人はホンダにとって貴重な人材ですから、彼らにチャンスをという考えもきっとあるのでしょう。

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