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バトンら15人以上の元F1ドライバーが出場!100周年記念のル・マン24時間への挑戦 | FIA 世界耐久選手権(WEC) 2023 第4戦 ル・マン24時間レース(フランス) プレビュー
モータースポーツコラム by 辻野 ヒロシしかしながら、F1のスプリントレースと耐久レースは全くの別物。誰もが通用する世界ではなく、ある程度の耐久レース経験も必要です。ただ、今のレーシングカーは24時間レースでもそう簡単には壊れないですし、「HYPER CAR」クラスは性能調整によってポテンシャルが均一化されるため、長時間に渡ってライバルとバトルをするスプリントレース的要素が濃くなってきています。そのため、今年起用される元F1ドライバーの多くはすでに耐久レースの経験、ル・マンの経験があるドライバーがほとんどです。
そして、忘れてはならないのが、2009年のF1ワールドチャンピオン、ジェンソン・バトンの参戦です。彼が乗るのは、なんとアメリカンモータースポーツのNASCARのマシン、シボレー・カマロZL1です。え?どのクラスに参戦するの?という疑問が湧きますが、ル・マン特別枠となる「Garage56」というクラスで走り、24時間レースの完走を目指します。
あの鉄の塊のようなNASCARマシンでル・マンに出場?いえいえ、NASCARは昨年からより市販車のルックスに近いデザインのカーボンファイバーのボディを纏った「Next Gen」車両に変更され、GTカーのような感じになっています。ただ、エンジンは相変わらずアメリカンマッスルカー的な5.86LのV8で、シャシーは今も鉄フレームのまま。サルトサーキットをどんなタイムで走ることになるのでしょうか。
そして、人気の元F1ドライバーとしてはLMP2クラスに今年もF1優勝経験があるロバート・クビサ(元BMWザウバー/ルノー/ウィリアムズ/アルファロメオ)が参戦。昨年はLMP2クラスの2位表彰台を獲得し、前哨戦のスパ6時間ではクラス優勝。クビサは今回のル・マンでもクラス優勝を争うTeam WRTで中継映像でもかなりクローズアップされると思います。来年はBMWもHYPER CARクラスで闘うことになっており、その母体となるのがTeam WRT。クビサは来年の総合優勝に向けて重要な役割になりそうですね。
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