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モーター スポーツ コラム 2023年6月5日

バトンら15人以上の元F1ドライバーが出場!100周年記念のル・マン24時間への挑戦 | FIA 世界耐久選手権(WEC) 2023 第4戦 ル・マン24時間レース(フランス) プレビュー

モータースポーツコラム by 辻野 ヒロシ
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小林可夢偉&平川亮が語る今年のル・マン24時間

「フェラーリ」からは2021年まで3シーズンF1を闘ったイタリア人、アントニオ・ジョヴィナッツィ(元ザウバー/アルファロメオ)がエースカーとも言える51号車のドライバーとして参戦。ジョヴィナッツィは2017年からフェラーリF1のリザーブドライバーを務め、現在もフェラーリ・パワーユニットを使用するチームから代役でF1に参戦する可能性がある立場にあります。レギュラードライバーとしては今年からFIA WECにフェラーリ499Pで参戦し、前哨戦のスパ6時間では3位表彰台を獲得しました。ジョヴィナッツィは最も直近までF1に乗っていたドライバーだけにF1ファンからの注目を集めそうですね。

また、フランスの「プジョー」は93号車にポール・ディレスタ(元フォースインディア)、そしてフォーミュラEのチャンピオン経験もあるジャン・エリック・ベルニュ(元トロロッソ)を起用。

ディレスタはマクラーレン・メルセデスの育成ドライバーとして若い時から目をつけられていましたが、F1のシートに空きがなくDTM(ドイツツーリングカー選手権)への参戦を経て、2011年にメルセデスエンジンのフォースインディアからF1に参戦しました。F1で最高位4位が2回と活躍しましたが、2014年以降はシートを喪失。近年、ディスレタは昔から繋がりの深いマクラーレンのCEO、ザク・ブラウンが率いる「ユナイテッド・オートスポーツ」からル・マン24時間に参戦していました。

また、ベルニュはトロロッソで3年間、F1を闘った後、フォーミュラEと耐久レースに転向。LMP2ですでに4回ル・マンにも出場経験があります。そんな2人が乗るプジョー93号車はドライバーラインナップではかなりビッグネーム揃いと言えるでしょう。ただ、戦闘力がプジョー9X8に不足しているのが残念ですが。。。

「HYPER CAR」クラスにはこのように元F1ドライバーが急増する状況になっています。その理由はやはり自動車メーカーが鎬を削る激しい闘いが繰り広げられているからでしょう。100周年の記念の年に勝ちたいという思惑がそれぞれのメーカーにあり、即戦力として元F1ドライバーたちの速さに賭けたいと思うのは自然なことです。

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