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ル・マン24時間で成功した元F1ドライバーたち。レッドブルのマルコ博士もル・マンウイナーだった | FIA 世界耐久選手権(WEC) 2023 第4戦 ル・マン24時間レース(フランス) プレビュー
モータースポーツコラム by 辻野 ヒロシ無料動画
小林可夢偉&平川亮が語る今年のル・マン24時間
50年代や60年代は「F1世界選手権」のシリーズが今ほどブランド化されておらず、公式戦のレース数も年間7戦〜10戦程度。F1ドライバーたちはル・マン24時間などの耐久レースやミッレミリアなど今でいうラリーに近い競技など様々な自動車レースに挑戦するのが当たり前だったのです。今ほどF1とスポーツカーの性能が極端にかけ離れていなかったため、自動車メーカーお抱えのワークスドライバーたちはドライビングの専門家としてありとあらゆるジャンルの競技に出場していたわけです。
当時は24時間レースでもドライバーは2人ですし、パワステもABSも電子制御も十分な安全装備もなし。車内のエアコンやスポーツトレーナーによる身体コンディショニングケアなども全く概念がない時代ですから、寝ずに走り続けた当時のドライバーたちは本当にタフですね。腕一本で勝負できた時代ですし、マシンに性能差があってもクルマが24時間を耐えて走り切ること自体が難しかった時代ですから、運が回ってきてウイナーになれることも。だからこそ当時のドライバーたちは過酷すぎるレースでも参戦するモチベーションを保てたのかもしれません。
60年代には「モナコGP」で通算5勝を飾り、モナコマイスターと呼ばれたグラハム・ヒルが「インディ500」「ル・マン24時間」の世界三大自動車レースに挑戦しました。3つとも出ていた時代にル・マンでは優勝できませんでしたが、ヒルは1972年にマトラ・シムカに乗って悲願の優勝を成し遂げ、世界でただ一人の世界三大自動車レース優勝(トリプルクラウン)を達成。1970年代まで、レーシングドライバー達はまさにオールマイティに活躍していました。
そんな70年代にル・マンで優勝した人の中に、F1ファンにもお馴染みの人物がいます。1971年のル・マン24時間でマルティニカラーのポルシェ917Kを駆り総合優勝を果たしたのが、ドクター・ヘルムート・マルコです。「レッドブル」F1チームのご意見番お爺ちゃんとして、角田裕毅らの記事にも度々登場し、その発言がニュースになるF1界の重鎮ですね。
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