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モーター スポーツ コラム 2023年5月1日

2023 SUPER GT Rd.2富士プレビュー|ある意味で“仕切り直し”の1戦

モータースポーツコラム by 吉田 知弘
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ホームコースで巻き返しを図りたいトヨタ陣営。

開幕戦から大荒れの展開となった2023 AUTOBACS SUPER GTシリーズ。4/15~16に岡山国際サーキットで行われたRound1は、天候が目まぐるしく変わる、シリーズ史上稀にみる荒れた展開となった。

結局、レースは悪天候のため途中終了となり、GT500クラスはNo.23 MOTUL AUTECH Z(松田次生/ロニー・クインタレッリ)がポール・トゥ・ウィンを果たした

昨シーズンは、新型Zを投入した日産勢が大活躍をみせ、陣営全体でポールポジション2回、優勝3回を記録。その中でNo.12 カルソニック IMPUL Z(平峰一貴/ベルトラン・バケット ※今季はNo.1 MARELLI IMPUL Zとして戦う)がシリーズチャンピオンを獲得した。

しかし、その一方で日産陣営のエースチームという位置付けにある23号車は苦戦。第5戦鈴鹿でポールポジションを獲得するも、優勝は飾れず。日産勢が躍進したシーズンだったものの、23号車はどこか影を潜める結果となった。

それもあってか、今年は並々ならぬ覚悟で臨んでいた23号車陣営。ウエットコンディションとなった公式予選では、No.3 Niterra MOTUL Z(千代勝正/高星明誠)との一騎打ちとなったが、最後はQ2担当の松田が渾身のアタックを披露し、ポールポジションを獲得。決勝でも、ライバルと一進一退の攻防戦が繰り広げられたが、レース後半に再び雨が降り始めたタイミングで、いち早くウエットタイヤへの交換を決断し、勝機を掴んだ。

最後は赤旗で途中終了とはなったが、今年はどうしても負けることができない23号車の“攻めの姿勢”が存分に見られたレースだった。

結果的に、3号車も2位に入ったことで、ここ数年はホンダ勢やトヨタ勢が活躍を見せる開幕戦で、今季は日産がワンツーフィニッシュを飾った。

日産勢がワンツーフィニッシュを飾った開幕戦。

その一方で、決勝レースで23号車に肉薄したNo.100 STANLEY NSX-GT(山本尚貴/牧野任祐)、No.37 Deloitte TOM’S GR Supra(笹原右京/ジュリアーノ・アレジ)は、序盤に導入されたフルコースイエローの最中にピットに入ってきたため、60秒ストップのペナルティを受けた。FCY導入直線のタイミングを狙ったようだが、導入後のピットインだった。

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