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モーター スポーツ コラム 2023年4月21日

新車になっても強かったTEAM MUGEN、その中でも光ったリアム・ローソンの強さ。鈴鹿での第3戦はどうなる?

モータースポーツコラム by 吉田 知弘
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開幕戦でデビューウィンの快挙を成し遂げたリアム・ローソン。

ついに開幕を迎えた2023年の全日本スーパーフォーミュラ選手権。今年から新空力パッケージを導入した『SF23』に車両が変わり、サステナブル素材を採用したタイヤも導入。さらにはコロナ禍の制限も解除され、多くの海外ドライバーも参戦するなど、話題の多いシーズンとなっている。

 そんな中で迎えた4月8日・9日に富士スピードウェイで行われた開幕大会は“波乱”からスタートした。今年は過密日程回避のため、同地で実施される開幕前テストがなく、予選前で唯一の走行機会だった金曜フリー走行も、悪天候により中止。土曜日朝の公式予選(急きょ45分の計時予選方式に変更)が、全ドライバーにとって初めて富士でSF23を走らせる機会となった。

リアム・ローソンがいきなり本領発揮!SFデビューウィンの快挙成し遂げる

まさに“ぶっつけ本番”というなか、どのドライバーにもポールポジション獲得のチャンスがあったのだが、最終的に速さをみせたのは、昨年の王者である野尻智紀(TEAM MUGEM)だった。鈴鹿での公式テストでは苦戦気味で、本人からも消極的な発言が多かったが、そこから開幕までの1ヶ月間で、チームが徹底的にデータ解析を行い、それが予選での快進撃につながり、最後は野尻がきっちりと1周をまとめ上げ、昨年の鈴鹿大会に続き、年跨ぎで3戦連続のポールポジションを獲得。

いきなり2連覇王者の貫禄を見せたのだが、それ以上にインパクトある走りをみせたのが、彼のチームメイトで、このレースがデビュー戦となるリアム・ローソン。この日が、初めての富士スピードウェイ走行で、スーパーフォーミュラの公式予選という異例の状況下で、3番グリッドを獲得したのだ。

前日のフリー走行が中止となったこと、そして何より、F1を目指す彼にとって今年は勝負の年。なんとしも結果を出したいという想いが、プレッシャーとなっており、前日の夜も寝られず、予選前はかなりナーバスになっていたという。ひとまず好結果を残すことができ、「うまくいって良かった」と笑みがこぼれていたが、記者会見が終わると、早くも決勝に向けて気持ちを切り替えていた。

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