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モーター スポーツ コラム 2023年3月24日

岡山テストで垣間見えた“今季の流れ”と、“雨だからこそ”注目したい富士テストの見どころ

モータースポーツコラム by 吉田 知弘
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岡山国際サーキットで開催されたSUPER GT公式テスト。

国内で最も人気のあるレースとして知られるSUPER GT。その2023シーズン開幕前恒例となっている公式テストが始まっている。早速、3月11日・12日には岡山国際サーキットで1回目の公式テストが行われ、GT500/GT300の全車が揃う最初の機会となった。

例年、開幕前の岡山公式テストは厳しい寒さに見舞われることが多く、なかなか思うようなテストができないチームも多かったが、今回は2日間とも好転に恵まれ、特に初日に関しては日中半袖で過ごしても大丈夫なほどの陽気となった。

そんななかで、各チームともショートランやロングランをやっていたのだが、どうしても気になるのは今季の勢力図。実際のところはシーズンが始まってみないと分からないが、GT500クラスで印象的だったのは、ホンダ勢が速かったことだ。テスト初日ではNo.16 ARTA MUGEN NSX-GTが午前、午後ともにトップタイムを記録。そのほかのホンダ勢もトップ10圏内につけるなど、他メーカーと比べても、アベレージのタイムが速そうな印象だった。

No.16 ARTA MUGEN NSX-GT

昨年からタイプS仕様に切り替えられたNSX-GTだが、新しいパッケージに対する理解度が深まってきている模様。その辺に関しては、ホンダの佐伯昌浩ラージプロジェクトリーダーを含め、手応えを掴んでいる様子だった。

例年、冬場のテストはホンダ勢が速いと言われており、開幕して気候が変わった時に勢力図も変わってくるということは過去にもあった。今年も2月から3月にかけてのメーカーテストでは異次元の速さをみせていたホンダ勢だが、シーズン開幕と同じようなコンディションとなった岡山テストでも上位を占めたことに、ライバル陣営も危機感を強めていた。

「今回の結果だけを見てもそうですし、2月のテストを含めて他メーカーさんの方が少し速い状況が続いているので、GRスープラ勢全体ではちょっと苦戦気味なのかなと思っています。危機感をもってなんとかしないと、開幕したらおいていかれてしまう。そこはチームとメーカーとともに良くしていきたいです」(au TOM'S' GR Supra 坪井翔)

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