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サッカー フットサル コラム 2023年10月3日

前橋育英高校・山田佳が期したリベンジは叶わず。それでもサッカーは明日も続いていく 高円宮杯プレミアリーグEAST 前橋育英高校×尚志高校マッチレビュー』

土屋雅史コラム by 土屋 雅史
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前橋育英高校・山田佳

思い描いたシナリオ通りになんて、いつでもうまく行くはずがない。この夏のリベンジを期して、並々ならぬ気合を携えて臨んでも、再び跳ね返された男の心中が穏やかであるはずがない。それでも、また明日にはトレーニングが待っていて、週末には次の試合が待っている。サッカーと生きていく限り、きっとそんな日々はどこまでも続いていく。

「毎週毎週試合があって、こういうふうに複数失点で負けて、連敗して、チームの雰囲気としては最悪に近くても、それでも試合が来てしまうのは、メンタル的にちょっとキツい部分はあるんですけど、ここでどれだけ踏ん張れるかとか、ここからどれだけ復活していけるかが大切だと思います」。

前橋育英高校の2年生センターバック。山田佳は積み重ねる日常の先で、繰り返される勝利と敗戦を味わいつつ、前を向いて、自分が信じる未来へと歩き続けていく。

個人としてのモチベーションは大いに高まっていた。山田は9月に開催された国際ユースin新潟を戦うU-17日本代表に招集される。ほぼ1年ぶりとなる年代別代表に呼ばれたことが、プレミアリーグの舞台でしっかりと成長を示したことの成果であることは言うまでもない。

「ラインコントロールやヘディングのところ、相手の1.5列目の選手を潰すところは前までの代表活動と比べて良くなっていましたし、自分の持ち味のキックも何本か出せたんですけど、ゴール前のチャレンジするところや身体を投げ出すところは全然ダメで、良いところも悪いところもハッキリ出たので、活動自体は良かったですね。周りのみんなも凄く上手くて、やっぱり代表で頻繁に活動できたら、今後の自分の成長にもすごく刺激になると思いますし、改めてああいう環境でやりたいという気持ちは強くなりました」。

ただ、チームは山田不在で臨んだ川崎フロンターレU-18とのホームゲームに0-3と完敗を喫すると、代表での経験を得た2年生センターバックも復帰し、必勝態勢で挑んだ柏レイソルU-18戦も0-5で大敗。「代表から帰ってきた自分がチームを引っ張らないといけないですし、雰囲気を良くする責任があったんですけど、それがうまくできなかったのが悔しいですね」とは山田。だが、次の試合はすぐにやってくる。しかも対戦相手は夏のインターハイで敗れた尚志高校だ。

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