ゴールに鍵を掛けろ！キャプテンはどちらも絶対的守護神 前橋育英高校×FC東京U-18マッチプレビュー【高円宮杯プレミアリーグEAST第8節】

2月にはU-18日本代表候補合宿に参加し、U-15むさし時代のチームメイトでもあり、今季は静岡学園高校でやはりキャプテンに指名されている中村圭佑とも“再会”。「ずっと連絡も取っていて、同年代のキーパーでは一番意識している選手ですし、良きライバルとしてお互い成長していきたいです」と笑顔で口にする表情も印象的だった。

そのパフォーマンスは結果に直結するだけに、ともに腕章を巻く両守護神の活躍は、勝利を手繰り寄せる上での絶対条件。

「自分たちは弱いとわかっているので、泥臭くやるところを徹底してやろうと思っています」(雨野)「チームとしての強さをもっと高めていって、チーム力で試合に勝っていきたいです」(小林)。

雨野颯真と小林将天。世代有数のゴールキーパーであり、チームを束ねるキャプテン同士。お互いにお互いを意識せざるを得ない2人が繰り広げるであろうハイレベルな“競演”が、今から非常に楽しみだ。

FC東京U-18・小林将天

文：土屋雅史