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サッカー フットサル コラム 2023年4月14日

チームが纏う一体感はシーズン初勝利への大事な鍵!柏レイソルU-18×市立船橋高校マッチプレビュー【高円宮杯プレミアリーグEAST第3節】

土屋雅史コラム by 土屋 雅史
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柏レイソルU-18と市立船橋高校。同じ千葉県に居を構える両チームが激突する今節の一戦。どちらもリーグ開幕から3試合目にして、今シーズン初勝利を狙いに行くという点は一致している。

柏U-18の開幕戦はショッキングな90分間だった。ホームゲームにも関わらず、前半に相手のストロングとして警戒していたCKから2失点を献上すると、後半にも3つのゴールを奪われ、0-5というスコアでの大敗。前節はチームにとって、いきなりの正念場を迎えることになる。

酒井直樹監督の不在に伴い、昌平高校戦の指揮を任された藤田優人コーチは、この試合に向けての1週間で意識してきたことを問われると、シンプルな言葉を口にした。「練習から特に何かを大きく変えたわけではないですけど、まずは選手が良い顔をしてプレーできるようにモチベートしたというだけですね」。

“良い顔”というのは、面白い表現だ。それは「生き生きとサッカーを楽しんでいる顔」とでも言い換えられるだろうか。確かに青森山田戦は失点を重ねるたびに、チームの雰囲気がしぼんでいく様子は、映像で見ていた画面上からも見て取れた。まずは選手たちが表情から明るくなるように、スタッフ陣は彼らの“心”に働きかけたのだ。

試合会場となった昌平高校グラウンドのピッチの外を、黄色いウェアに身を包んだ選手たちがぐるりと取り囲んでいた。柏U-18はこの日の試合のメンバーに選ばれなかった選手たちもアウェイの地に集結し、ピッチの中で何とか現状を打破しようと必死に身体を張る仲間へ、声援を送り続けていた。

その光景の意義を、藤田コーチはこう語っている。「改めて確認したのは戦術的なところよりも、『輪になるというか、1つになろう』と。『サッカーはチームスポーツなんだから、1+1を3だったり4だったり、そんなふうにできるようにしようよ』という話をしました。今日は非常に外からの声援も選手の力になったと思いますし、いいチームになってきたなと思います」。

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