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サッカー フットサル コラム 2022年10月11日

志願のコンバートで掴んだトップチーム昇格。サガン鳥栖U-18・大里皇馬の確かな自己分析力 【高円宮杯プレミアリーグWEST 清水エスパルスユース×サガン鳥栖U-18マッチレビュー】

土屋雅史コラム by 土屋 雅史
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その11番という背番号からも、普通のセンターバックでないことはすぐ理解できるだろう。まだ本格的にトライし始めてから、1年も経っていない新境地ではあるが、このポジションで生きていく覚悟は確実に芽生え始めている。

「たぶん他の人から見たら3年生でポジション変更というのはだいぶリスキーだと思われたはずですし、フォワードで通用しないからコンバートされたんじゃないかみたいに思われているので、そこは少しずつ払拭できればいいかなって。センターバックは自分がやりたいと言って始めたポジションなので、そこでトップ昇格できたことは良かったですね」。

先日トップチームへの昇格が発表された、サガン鳥栖U-18の大里皇馬が秘めるポテンシャルは、とにかく高い。ここまで首位を快走するプレミアリーグでもチームトップの5ゴールを記録。「セットプレーでも前期は結構マークも薄かったんですけど、点数を獲ってくると相手も厳しくマークに付いてくる中で、どうやって打開して点を獲るかが求められてくると思うので、ここからまた点数を積み重ねることができたら本物かなと思います」と話す言葉はまるでストライカーのそれ。無理もない。昨シーズンまでの主戦場はそのポジションだったのだから。

それは志願のコンバートだった。「フォワードをするためにセンターバックというポジションを知りたいというところから、自分がやりたいということを伝えて始まりました」。大里の2022年シーズンは、センターバックとして幕を開ける。

「ずっとフォワードをやってきたことで、相手がどういうことをされたら嫌なのかはわかるので、速い相手だったらこういう間合いの取り方だとか、強い相手だったらこういう体の当て方だとか、自分なりに考えてやっています」。競り合いや潰す部分はお手の物。課題はビルドアップやスライドのタイミングだが、できなかったことが少しずつできていく感覚を知って、よりセンターバックの楽しさに目覚めていく。

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