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サッカー フットサル コラム 2021年10月29日

浦和レッズユース・茂木柊哉は声と闘争心で全力勝負 【NEXT TEENS FILE.】

土屋雅史コラム by 土屋 雅史
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「PKの順番は決まっていなくて、『1番、誰だ?』って聞かれた時に、やっぱり自分が行くしかないと思いました。PKに自信はありましたし、意外とゴールが近く感じたので、外す気はしなかったです。心で決めました(笑)」

再び“得意技”が光ったのは、準決勝の名古屋グランパスU-18戦。1点をリードされた後半39分。浦和ユースにPKが与えられる。キッカーは茂木。決めれば延長、外せば敗退というシビアなシチュエーションにも関わらず、冷静に蹴り込んだキックがゴールネットを確実に揺らす。最後は延長戦で涙を飲んだものの、攻守に渡る茂木の奮闘は、間違いなくチームに大きなエネルギーをもたらしていた。

本人も語っていたように、中学時代は同じ埼玉県内のクラブチーム・坂戸ディプロマッツでプレーしており、ユースから浦和へと加入したが、今ではこの赤き血の情熱を、誰よりも身体の中にたぎらせている。

「自分たちができることというのは、後輩に何かを残すことだと思うので、自分が伝えられることを後輩に残していきたいですし、自分が戦う気持ちをチームに浸透させて、それが浦和ユースのスタイルになるようにやってもらいたいと思います」。

良く通る大声。前面に押し出す闘争心。そして、意外に上手いPK。いろいろな側面を持ち合わせ、不思議な魅力を放つナイスガイ。茂木柊哉。この男、ただの気合系センターバックではない。

文 土屋雅史

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土屋 雅史

土屋 雅史

1979年生まれ。群馬県出身。群馬県立高崎高校3年時には全国総体でベスト8に入り、大会優秀選手に選出。早稲田大学法学部を卒業後、2003年に株式会社ジェイ・スカイ・スポーツ(現ジェイ・スポーツ)へ入社し、「Foot!」ディレクターやJリーグ中継プロデューサーを歴任。2021年からフリーランスとして活動中。

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